なんとなく続いている日記

誰かに読ませるつもりで書くものではないが
誰かに読まれた時のことも考えて書くもの。
それが日記。

では、Web日記とは一体・・・

2020年03月04日(水) おためごかし

俺にとって最大のおためごかしを受けた記憶といえば、やっぱりあの元カノの親である。

以前、札幌の女性と遠距離恋愛をしてた時の話。

ある日、1泊2日の強行日程の中、2時間くらい(貴重な)時間を割いて彼女の親に挨拶しに行った。母親の手作りご飯を食べて、ちょっとお話して(この会話も不愉快なことだらけだったなぁ・・・)彼女と一緒に家を出るときに、彼女のお母さんが彼女に言った一言。

「ふみさんも遠くから来て疲れてるんだから、早く別れてあげなさい。早く帰って来てあげなさいよ!」

いやはや・・・
びっくりしたよね。
これには本当に驚いた。

決して安くない旅行代を出して
800kmもの距離を乗り越えて彼女に会いに行って
会うのは2ヶ月ぶりで、待ち待ったデートで
しかも一泊二日だから会っていられる時間もそんなにはなくて。

そんな状況下で
「疲れてるから早く帰ってもらいたい!独りでのんびりしたい!!」
と思う人間がいるのだろうか?

疲れを癒すための独り温泉旅行とかじゃねーんだぞ。

っつーか、早く独りになりたいと思うなら行かねーよ。
遠距離恋愛する資格ないでしょ、そんな人は。

本心で俺のことを考えてくれるのであれば
「遠くから来てくれてるのだから、少しでも長く一緒にいてあげなさい」でしょ。
「泊まってくれば?」でしょ。

もちろん、そんなことを娘に言える親も早々いないだろうけれども。
俺もそういう親にはなれないだろうけれども。
苦笑

そこまで言えとは言わないけれど
「早く帰って来てあげなさい」って・・・

絶句したよね。


今思えば
ここの家族の発言はいっつもこんな感じで。
結局、家族全員おためごかし体質だったなぁ・・・って。
親子揃ってだったなぁ・・・
親をまるっきり反面教師に出来てなかったなぁ・・・ってね。

こんな奴らとは二度と出会いたくない!!
ま、出会うこともなかろうけど・・・

と思っていたのに、それから20年近く毎日顔を合わせることになる上司が、これまた強烈なおためごかし人間という悲劇。

こんなのに二度も深く関わるなんて、宝くじ1等当選くらいの確率だと思うぞえ。苦笑

でも、あの時の経験のおかげで、あの家族と関わったおかげで、俺はこの上司の言動に一切騙されずに済んでおります。まったく引っかかりません。

それ、全部あんたの都合じゃねーか!!
常に心の中で思っております。
すぐに見抜けます。

もちろん、引っかかった振りをしてあげることはありますけどね。
心の中で見下しつつ。

大人の対応ですね。

そんな上司・・・元上司Kに今、一緒に起業しよう!と誘われているわけです。

恐ろしい・・・


あの家族に関わっておいて本当に良かったです。
今となっては感謝の気持ちでいっぱいです。

あれが無かったら、俺は元上司Kに完全に騙されていたと思いますから。


俺も、おためごかし返しをしながら付き合っております。


ありがとう!ワタ●ベさん一家!!




 おため‐ごかし【御為ごかし】

 表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。
 じょうずごかし。
 「―の親切」「―を言う」


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