2018年06月19日(火) |
弱肉強食 それが社会 |
会社を経営するには、出来れば1時間5千円くらいの代金をお客さんからもらいたいのである。(すごくざっくりなお話ね)
単純に1日10時間労働だとして、5千円×10時間=5万円/日。 1ヵ月に20日稼働したとして、5万円×20日=100万円/月となる。
それくらいの代金を客先からもらえれば、月収40万円の社員が一人雇える感じかな。社会保険とか諸々の会社負担分を差し引いてもそこそこ黒字になる金額がそこ。
だけどこの4月から個人事業主になった俺としては、従業員がいるわけでもなく、事務所をどこかに構えてるわけでもない個人事業主としては、1時間5千円ももらわなくても全然問題ないわけだ。
1時間4千5百円だとしても月収90万円、年収だと1千万円を超えてしまう。
正直、これはもらい過ぎだ。 (いくらでも欲しいけどね(笑))
価値観としてね。
じゃあ、1時間4千円だとしても月収80万円にはなるから。
これだけもらえれば、いろいろ差し引かれても生活は結構楽です。 充分です。 ありがたいもんです。
まあ、そんな金銭・金額の現実がありつつ・・・
要するに、俺が出す見積もりは3月まで所属してた会社の見積りより20%くらい安いわけだよ。
価格破壊を起こしちゃってるのさ。
仕事を出すお客さん側としては、これは嬉しいわな。 急に20%も安くなってるんだもん。
そんなに安いなら(しかも品質が落ちるとかは一切無い)全部ふみさんのところにお願いします!となっちゃうわけだ。
そりゃそうだ。
ただ、うちにはマンパワーが2人分しか無いので(仕事を手伝ってくれるおばさんが一人いる)全部まかなうことは現実的に無理なのだが、お客さんとしてはまず安い俺のところに仕事をくれる。そして、俺のところで出来ない分の仕事を他の業者さんたちに出している、という状態なのである。
しかも、これは内緒だが(誰に?)まず最初に俺のところに仕事が回ってくるので、当然に利益率の高いところをごっそり取ってしまうのである。
そりゃそうでしょ。 わざわざ面倒臭くて赤字になるかも知れない部分から取る人なんていないわな。
美味いところから食っちゃうさ。
そんな仕組みが、俺の周りではこの4月から始まっているのだ。
この仕組みが始まったことで、俺が3月まで所属していた会社は危機的な状況になっている。なんと、3ヶ月でたったの60万円しか売り上げがないのである。
社員をかかえてるのによ。
一人分にもなってないでしょ。 1ヵ月の一人分ですわ。
ちなみに、俺が所属してた最後の月は400万円も売り上げがあったのに。
まあ、馬鹿二代目が相変わらず馬鹿なんでね・・・ ちっとも変わりゃーしないから仕方ないと思うわけで。 苦笑
というか、俺の抜けた穴がいかに大きいかわかったか!!!
と、俺は言いたい。
あのあんぽんたん二代目はそういうところが全くわかってないから。 今更だけど。
あの会社は俺が支えてたんだ!!! という自負。
そして、それが証明された自信。
10年も働いたのに、退職金を1円も出さなかったんだよ〜 あの馬鹿社長がさ。
まったくケチな人ではないんだけど・・・ なんだろ? なんでだったんだろ?
忘れちゃったのか???
そんな大切なことを忘れるなよっ。
最後の最後にそんな扱いをされたので、全然仕事をまわしてあげてません(笑)
例え10万円でもくれてりゃ心証が違ったのにね・・・
そういうとこ、彼の下手なところは。
最近(本当に先週くらい)やっと危機感を感じて営業周りしてるそうで。あんなに俺も言ってたのに。ここまで追い込まれなきゃ動かないんだもんなぁ・・・
そういうとこ、彼の駄目なところは。
まあ営業活動を頑張ってください・・・ としか言い様が無い。
失礼を承知で言えば、あの社長が飛び込みでやって来て、そんなに簡単に仕事を出してくれる会社がこの世にそうあるとは思えないんだけど(苦笑)
とにかく俺はもう独立したんだ。
今まで仲間だった彼らも皆ライバル社だ。
俺だっていつ他社に食われてしまうかわからないんだし・・・
頑張りますよ!本当に。
大好きな家族のためにね!!!
|