なんとなく続いている日記

誰かに読ませるつもりで書くものではないが
誰かに読まれた時のことも考えて書くもの。
それが日記。

では、Web日記とは一体・・・

2005年01月26日(水) こんな誉められかたは初体験

カノジョさんが誕生日おめでとーなのだ。

ふぅ・・・
これでまた1歳差が縮まった・・・
1週間ほど1歳差が広がってたからね。


というわけで、先日プレゼントを買いに行ったときの話。

前にも書いたとおり、俺はおしゃれに相当疎いのである。
疎いからこそ、恥かしくないように気をつけているつもりだけど・・・

昨年はクロスのネックレスを贈った。今年はトップを2つにしてあげたくて、
もう一回ネックレスを贈ることにし、買いに行った。

なぜトップを2つにしたいと思ったかというと・・・
誰かがしてたんだよねー
誰がしてたか忘れたけど、それを見て可愛いと思ったのさ。
2つぶら下がってるのが俺の感性にピンと来たのさ。 ←大げさ

なのでカノジョさんにも2つ目をあげようと思ったわけで。

某パルコに行き、一角のお店をそーっと覗いてみた。
そしたら、そんなに お高めな店ではなかったので入ってみた。

早速店員さんが寄ってきた・・・

本当は少し一人で見てから話し掛けて欲しいんだけどね。
ま、向こうも仕事なわけだし、仕方ないんだけど。


「プレゼントですか?何をお探しですか?」そう聞かれたので、昨年もネックレスを贈ったこと、トップを2つにしたいと思ったことを説明した。

そしたらその店員さんが想像もつかなかった反応を示しまして・・・

「すごーーい!なんでですか?
 なんでトップを2つにしようと思ったんですか?」って。

ん?!何がすごいの?
意味わからん。
俺には なんのこっちゃ よくわからんですけど・・・
あなたの驚きっぷりに俺がビックリです。

「カノジョさんはめちゃめちゃオシャレな人なんですか?」と聞かれ
普通だと思います・・・って。

「じゃあ、彼氏さんがオシャレに興味があるとかですか?」
いえ・・・全く・・・見ての通りですし・・・ ごにょごにょ って。


なんかね、本当によくわかんないんだけど
「誰かがしてるのを見てて、彼女にもさせたいなーって思った」
ということを言ったら、またさらに驚かれて・・・

そういう発想ができることがおしゃれなんですよー!って。
男の人で(アクセサリーとか)見てそう感じるのって珍しいですもん!
そういうの、彼女さんは喜ぶだろうなぁ・・・って。

なんだか、めちゃめちゃ誉められちゃった・・・(照)


「優しいね」「カッコイイね」「気が利くね」「おもしろい人ですね」etc...

誉め言葉はいろいろ聞いたことあるけれど
(誉められる機会は少ないけど(-_-;))
俺自身が全く耳にしたことがなかった誉め言葉。
それが


「おしゃれですね!」


人生で初めて言われちゃいました・・・

おしゃれな人言われ初体験(涙)

うれしいよー
うれしいよー
うれしいよー

・・・只今思い出しながら号泣中・・・



涙も拭いたので続き書く。


あのね、店員さんだもん。販売員だもん。プロだもん。
誉めて買わせようとしてるだけでしょ。
とか、俺も思ったさ。
俺もバカじゃないし。

というか、むしろ疑い深いし・・・俺・・・ ←ちょっとイヤな奴



最初に勧められたのは、シルバーのハートが2つ重なった型のモノだった。
若干予算から足が出る値段だったけど
そんなのは誤差の範囲だと思ったし
俺も気に入ったし
買おうと思ったのさ。心の中でね。


でもね・・・

その店員さんが「せっかくおしゃれさんなので・・・」とか言って、本を持ってきてくれて、こういう合わせ方が流行ってたりするんですよーとか、こういうのって可愛いとか思いませんか?とか、たくさん写真を見せてくれた。

で、「本当によく2つさせようとか思いつきましたね♪すごいです!」とか
相変わらず誉められてたり・・・


でも、その姿勢が営業っぽくなくて (なんとなくね)
もしかして本当に親身になってくれてるのかな?って思えたり。

だけど、もっと高いの買わせようとしてるだけかな・・・と疑ってもみたり。
去年の店はそういう店だったし・・・ (-_-)


でさ、カノジョさんの好んでしてるファッションとか、そういうのも聞かれて
それに答えてたら

「あ、ちょっと待ってて下さい!あっちの方がいいかも♪」
なんて言って、どこからか持ってきてくれたのが
四葉のクローバー型のオレンジバージョンと紫バージョンの2つだった。


「彼女さんの感じからして、こっちの方が喜ばれるかも知れませんよ♪」
と言われ、そっと値札を見てみたら・・・
ハート型のネックレスより ずいぶん安い値段だったのさ。(驚)

その値札見て、ああ、この人は信用出来るなーって。
高い物を薦めてるだけじゃないんだなーって。
本当にこちらの身になって考えてくれてるんだなーって。
この人なら信用できると思った。

結局、最終的には自分の好みでオレンジのクローバー型を買いました。
・・・
・・・
・・・
値段で選んだわけじゃないから・・・ (-_-;)


「おしゃれ!」なんて誉めかたされて、嬉しくて浮かれてたし
「御予算も余ったことでしょうし、もう一つ何かいかがですか?」
なんて勧められてたら買っちゃったかもしれないな。
だけど彼女はそういうこともしなくて。


もしかしたら、彼女が俺にしたこことは
販売員としては決して最適な行為ではなかったのかも知れない。

でもさ、そういう人のほうが俺は信用できるし
アクセサリーなんて買う機会は滅多にないけど・・・
また機会があればそこで買おうと思うし。

本当にいい人だったなって。
そういう人が損する(評価されない)世の中ってイヤだと思った。
そう思ったので・・・
その会社のHPを探して、メールしちゃいました。

むやみに高い物を薦めるだけじゃなくて、感激しましたって。
心ある接客のおかげで、気持ちの良い買い物が出来ましたって。


仕事って
怒られることやイヤな思いをする機会はとても多いじゃん。
それに比べて、誉められることって少ないじゃん。
誉められればやっぱ嬉しいじゃん。
また少しやる気出るじゃん。

彼女にちゃんと届いてるとイイんだけど・・・


「おしゃれ」なんて誉められ方をされるのは人生最初で最後かもね・・・
なんせバーバリーも知らなかったくらいだし(自爆)


でも、本当に気持ちの良い買い物が出来たと思ってるし
そのネックレス・・・カノジョさんもすげー喜んでもらってくれました。

大満足♪


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後日その会社から返信がきました。

当人にもちゃんと伝えますって。
他のスタッフも喜んでくれたって。
今後、接客のあるべき姿として捉えます・・・とか書いてあったし。

なんか こっちが良いことをした気分ですっ。


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