2005年01月24日(月) |
オスの悲し過ぎる性(さが) |
NHKの「地球・ふしぎ大自然」を見ていた。 俺はこういう野生動物の生態を紹介する番組が大好きなのだ。 見てると妹には「さぶい・・・」とか言われるんだけど。(なぜだ?)
今回はユキヒョウの話だった。 ユキヒョウとはヒマラヤ方面に住む豹(ヒョウ)のことである。 といっても、今回のこの日記の主役はユキヒョウではなく ユキヒョウの餌になっちゃうブルーシープ(羊の一種)の話・・・
ブルーシープは身体も大きく、しかも警戒心も強いため ユキヒョウにハントされてしまうことはあまりないらしい。
しかし、そんなブルーシープにも捕らえられやすい時期があるそうな。 それが繁殖期。
ハンティングされる模様をテレビでやってたんだけど それが切なくて・・・
画面上は、逃げるメスを(複数の)オスが必死に追い掛け回してる図。 これだけでも結構切ない。
しかも、ナレーションを聞くと 「この時期のオスは水も飲まず、食事も取らずにメスを追いまわす・・・」
・・・かなり切ない・・・
さらにナレーションは続く。
「この時期のブルーシープは警戒心が全くなくなってしまう。 それをユキヒョウは見逃すわけもなく・・・」
えー えー 生きて行くために備えられた機能・・・警戒心の強さまで失っちゃうの? 繁殖期は。 女を追いまわしてるときは。 (魔性の女か?!なんて)
切な過ぎ。 悲し過ぎ。
場面はまだオスがメスを追い回してるシーン・・・ でも、弱いオスは追い回してる間に体力失ってしまったり。 食事も水も取ってないから当たり前なんだけど。
そして、弱ったところにユキヒョウが襲ってきて捕らえられちゃう哀れぶり。 その姿があまりに惨めで・・・
飲み食いを忘れるほど必死にメスを追いかけて でもメスにも好かれず逃げられて そのうち疲れ果てて へばり そこをヒョウに襲われて食われちゃう悲しき運命・・・
自然界の法則とはいえ、ものすごく切ない気分になっちゃいました。 (あまりに惨め過ぎる死だ・・・)
我を忘れてメスを追う姿・・・ 第三者から見たら滑稽なのは、野生動物も人間も一緒ですね。
男性諸君、女性を追いかける時でも飯と水分は忘れずに! ←当たり前
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