親戚の集まりがあって山梨県まで行ってきた。(めでたい食事会の席) 1月に15年ぶりくらいに会った親戚たち。今回は半年ぶり。 なんか変な感じ。
親戚軍団が集まると幼い子供がいっぱいいて、俺はなんだかすぐ子供達に好かれちゃうし(自慢げ)それはそれで楽しいんだけど・・・。今回はとーってもワガママな5歳児がいた。(名を信太郎と申す)
まあ、その子も当然に俺になつく訳で・・・
食事会も終わり、遠くから来てた親戚達は帰り、子供軍団もすっかり減ってしまい、信太郎の遊び相手がいなくなってしまった。すると信太郎は、東京フレンドパークの体感ゲームを持ってきた。マット型コントローラをテレビにつなぐゲームで、そのマットの上で走ったりするようだ。
最初は一人で遊んでたんだけど、そのうち独り遊びにも飽きちゃったようで「誰か一緒にやろうよー」と言い出した。イヤ〜な予感・・・
「誰と一緒にやろうかなぁ・・・うんと・・・お前だ!!」 俺が指差された。
5歳児に「お前」って言われちゃってるし。(死 さすがに、走ったりするゲームはおっちゃんにはキツイのになー
まあ、子供の誘いを断るのも可哀想だし、一緒に遊んであげた。 しかしだ・・・ルールがわからん。しかも信太郎は説明もしてくれない。 そのくせ、俺が失敗すると怒るのだ。
「なにやってんだよー!!」 えー・・・でも、ルールわかんないし・・・ まずはルールを教えてよ・・・
その後も失敗するたびに
「へたくそ!」 「なにやってんだよー!!」 「もっとしっかりやれよ!!!」
超罵られてるの、俺。しかも親戚一同の前で。5歳児に。 みんな笑ってたけど(TωT)
あのね、生意気なこと言っても所詮5歳なんだよね。信太郎だってゲームは全然上手くないんだよ。ルールを覚えりゃー俺の方がうまくなっちゃうのさ。でも、信太郎は一つのゲームが終わるとすぐに「次はこっちね」とか言って次のゲームに変えちゃうのさ。ずるいんだわ。
そして俺は失敗を続ける・・・
「もー 何やってんだよ!バカ!!」
うわっ。バカって言われた・・・5歳児にバカって言われた・・・ 「おい!今、俺のことをバカって言っただろ?」 「ううん、言ってない・・・」
5歳でもウソ付くのね。
いい加減疲れてきたので、「走り過ぎて疲れちゃったなー。汗びっしょりだよ」そう信太郎様に言ってみた。どうか俺を解放して下さい・・・
「そーゆーゲームなんだよぉ」
そーゆーゲームなんですか・・・(TωT)
次のゲームはクイズのゲームだった。 一方が走って、一方がクイズに答えるやつ。
ラッキー♪これはいい!これなら俺は休めるぜぃv 「信太郎!お前が走れ。俺がクイズに答える!」 「うん、わかったぁ」
子供用のゲームだからクイズ内容も簡単なのさ。 「とりのなまえはどれでしょう? <くじら><きりん><つばめ>」 その程度だから、当然俺は全問正解するわけさ。
俺が5問全てを正解したら、走るのと答えるのを交代する番になった。 また走るのかよ・・・と思ったけど、あと一問正解すればクリアだし 信太郎、頼むぞー。1問目で正解してくれよー
俺は走った。 さあ、信太郎!答えろ!!
「や・さ・い・の・な・ま・え・は・ど・れ・で・す・か・・・」
ひらがな読むのがやっとかよっ
これじゃあ、制限時間(20秒)内に問題を読んで選択肢を読んで、その中から解答を見つけて・・・なんて絶対に無理じゃんかっ
「アフリカのくにのなまえはどれですか」なんて、絶対に解けるわけないし。 でも正解を教えようとすると嫌がるし、かといって、俺が走るのをやめると ゲームが止まっちゃうからまた怒られる・・・
走り続ける俺。 ←なんかカッコイイね。 ←どこがだよっ
もうねー 信太郎は俺を罵りたいだけなの。 なにやってんだ!ちゃんとやれ!!そう言って楽しんでるだけなのさ。
5歳児に本気でムカつきそうになった・・・・
こんなに罵られることって、人生の中でそうそうないぜー なんて言ってみたり。
さすがに疲れたので、なんとか妹に子守りを代わってもらい、俺は外に逃げて行った。子供と遊ぶのは好き・・・でも、子供によるんだな。子供なら誰でもいいわけじゃないんだな。いい勉強になった。
しばらく外で涼んでいたら、信太郎も外に出てきた。 遠くの方で子供達が田んぼの用水路で遊んでるのが見えた。
「あれ、ザリガニ取ってるのかなぁ?見に行こうぜ!」
え゛・・・ や、やだよー ザリガニ取れなかったらまた怒られるもん(TωT)
俺、本気で逃げちゃった。
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