2004年05月15日(土) |
プロレスも大好きですっ |
NEWSの山下くんってそんなにカッコイイか?と素朴な疑問。 妹に聞いたら、大きく首を傾げてたけど。
さて、昨日書いたことだが 俺はお笑いを見てるときが幸せである。
「どんなお部屋をお探しですか?条件はありますか?」 「コンビニに近い方がいいですねー」 「“コンビニ” は “コンドウさんちのビニールハウス” でもいいですか?」 「絶対にイヤです」
「他には?」 「日当たりが良いほうがいいですねー」 「じゃあ、屋根なんか付いてない方がいいですね」 「もの凄く困ります」
「他には?」 「駅に近い方がいいですねー」 「じゃあ、ベストなのは駅構内ですね」 「住みにくいです」
ああ・・・恍惚なり。
ちにみに、昨日の日記を読んだカノジョさんから 「電話の記憶が無いのですが・・・」という連絡を頂きました。 大丈夫です。 本当にほとんど会話してませんから。 寝ぼけてたんですぐ切っちゃいました。 切腹。
「お笑い」の他の もう一個の幸せ。 それは・・・プロレスを見てる時。
ワン・ツ−・スリ−!! とカウントが入ったとたんに昇天したり。
今でも俺の尊敬する人物は ジャイアント馬場さん である。
こらっ そこっ 笑うところじゃないぞ!!! 大マジですから。
プロレスに興味が無い人もぜひ読んで欲しい、とあるところで見つけた (いろんな意味で)素敵なコラム。長いけど。ぜひ^^。
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大人になったら仮面ライダーになりたかった。ウルトラマンやゴレンジャーも捨て難い。歴史小説も好きになった。戦国時代、三国志の武将たち。 みんなカッコ良かった。
大人になったから、プロレスラーになった。2代目タイガーマスクを務めた三沢光晴はゴレンジャー好きである。橋本真也は事務所の神棚に仮面ライダーのベルトを飾っている。幼い頃にテレビ等で見たヒーローへの憧れがプロレスラーを目指す原体験となり、その心を保ち続けている選手は多い。リングを降りても豪傑でありたいと願い、そして豪傑となる。
プロレスラーは車にも負けない。ある選手はバイクで走行中、信号無視の車に側面から激突された。衝撃音に足を止めた通行人は、別の衝撃シーンを目撃する。吹っ飛ばされたバイク乗りは鮮やかに受身を取って即立ち上がり「テメエ、この野郎!何してんじゃー!!こらっ」。目撃者は「衝撃音より怒鳴り声の方が大きかった」と証言する。この人こそ、ミスター女子プロレスの異名を取る神取忍である。高校時代は「番」を張った伝説が残っているが、本人は「組織を作った覚えはない」という。当時からアニキとして周りが勝手に慕っていた可能性が高い。
プロレスリング・ノア(という団体)の力皇猛(りきおう たけし)は、タクシーにはねられた。巡業先の京都でオリエンテーリング形式の寺巡りに出掛けた時の事だった。選手数人とレンタルサイクルで寺巡りをし、残すは銀閣寺のみとなった。その駐車場でタクシーに突っ込まれ、自転車は大破。救急車サイレンのドップラー効果と共に、力皇はこんな言葉を残したという。「大丈夫だから降ろしてくれー。銀閣寺に行かせてくれーーー」。同じノアの鈴木鼓太郎(こたろう)は試合中の負傷で救急車へ。担架で運ばれる際、やはり「降ろしてくれー」と繰り返した。理由は「俺は選手会の会計係だから会費を集めなきゃいけないんだーーー」。責任感の強いノア勢の人柄がにじみ出る。
降りかかる火の粉を払うだけではない。橋本は昨年、巡業先の北海道札幌市で火事に遭遇した。蟹料理店「かに将軍」に入ると、裏口で騒ぎ声がする。覗いてみたら向い側のビルが燃えていた。橋本は当時付け人だった佐藤耕平へ「靴!」と叫び、それを履くと「今まで見たことのない速さ(佐藤・談)」でビルの中に飛び込んだ。消防車が到着する前に、橋本は逃げ遅れた女性を背負って帰還。そのまま何事もなかったかのように店に戻り、普通に食事をして帰った。そんな橋本は、自分は織田信長の生まれ変わりだと信じている。
故ジャイアント馬場さんも豪快だった。コーヒーのブルーマウンテンが新登場した当時、ブラジルまで飲みに行った。ロールスロイスを買う為だけに海外へ行ったりもした。豪快とは真逆の出来事もある。阪神・淡路島大震災で明石市にある元子夫人の実家も被災し、秘書とともに急行した。復旧作業の一方で、兵庫県内に住む全日本プロレスのファンクラブ加盟者へ電話。被災した家庭には、水と食料を持って自ら訪問して回った。道なき道を車で走り、明石市と神戸市を何度も往復した。もちろん、石原軍団のようにテレビカメラを回させてのボランティアなんかではない。マスコミには一切極秘の行動だ。当時の秘書・仲田龍氏は今でも思い出す度に涙が止まらないという。「あんな人は2度と出ない」と噛み締めた。
豪快と繊細の振り幅は一致する。プロレスラーはヒーローを体現すべく、常人と違う心技体を培って生きてきた。
現代の日本に失われた豪傑は、ここにいる。
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プロレス最高^^。
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