なんとなく続いている日記

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2004年03月15日(月) 高橋尚子落選

すごいねー このNEWSが新聞各紙全部の一面だってさ。実際俺もすごく興味あったしね。まあ、結果については賛否両論あるんでしょうけど、ただ一ついえるのは、どこの世界も(組織も)上層部は腐ってるってことで。

これだけ騒がれても選考基準を変えようとしないのは、上層部連中が腐ってることの証でしょう。選手のことよりスポンサーとかテメーの身の保全の方が大事だって公言してるようなもんさ。

別に俺は高橋尚子のファンじゃないけど、さすがに今回の落選に関しては可哀想だと思った。だからと言って彼女を選べばまた別の一人が可哀想な立場になるだけで。

選考レースが多過ぎるとか、基準が曖昧だとか言われてるけど、もちろん問題であることは間違いないんだろうけど、個人的にはコミュニケーション不足かな?って感じた。

陸連は大阪国際が終わった時点で「高橋選手は現在、3番手の評価ですよ。名古屋でいい記録が出たら落としますよ。それを踏まえた上で名古屋を走るか走らないかを決めてくださいね」と高橋陣営に言っておけば良かったんだと思う。世間には公表はしなくてもいいからさ。

ちょっと一声掛けておけば良かっただけだと思うけどな。
そういうコミュニケーションを疎かにしちゃ いかんでしょ。

まあね、たったそれだけのささやかな気遣いというものが出来ないのが
巨大組織の上層部なんだけどさ。どこの世界だってそう。


えーっと、本題。

俺の、高橋尚子選手に対しての「可哀想」という感情は「落選したこと」に対してではないんだよ。それはもう仕方ないじゃん。東京で負けた彼女(及びその周り)に一番の責任があるんだし。

そうでなくて、今回 彼女が名古屋を走らずして落選したことが可哀想で。
やるべきことをやらずに落選したことが可哀想なのさ。

人それぞれ考え方は違うでしょうが、やって後悔するのとやらずの後悔では、やらずの後悔の方が 悔しさが倍くらい大きい気がするんだわ。

高橋選手は走らなかったことに対して「自分で決めたことですから、後悔はありません」とか言ってたけど、それは本心とは思えないんだよなー。

そもそも、やらなかったことを後悔しないような選手だったら選ばなくて正解だったと思うしね。ダメでしょ、そんな奴。

彼女に「名古屋は走らない。走らなくてもきっと選ばれる」と思わせた陸連の罪は大きいと思うよ。かなり残酷なことをしたと言ってもいいと思う。

「あたしどうすればいい?駄目なところとかあったら直すよ」と聞いたら、
「おまえは今のままでいいよ」と彼氏は言ってたのに、その一ヵ月後には
「やっぱ、おまえじゃなんか物足りない。別れよう。さようなら」
って振られちゃった女の子って感じ、今回の騒動での高橋選手は。
一生の心の傷だぁ・・・(知らんけど)


まあね、スポーツ観戦大好き人間の俺としては

「オリンピックの楽しみが一つ減っちゃったなぁ・・・」

というのが率直な感想。


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