エロとピンクとアミタイツ。
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2002年11月19日(火) |
思い出と青春で金を取ったらいけません。 |
ちまたには本人達の趣味でしかない、「趣味劇団」と呼ばれる劇団がたくさんある。
その「芝居」が好きでみにくる純粋な客の数が、関係者の知り合いでみにくる数を抜かない劇団は全部、金のかかったただの趣味だ。 そういう自費出版の本を売り歩く系の団体を総じて趣味劇団という。
本日、久々に、役者の知り合いしかみにこない系ダメ系無名劇団(=趣味劇団)をふらっとみに行き、 久々に「ガンバレ演劇、こいつらに殺されるな」と痛烈に思う。
せまい誰も知らない世界で客演(ゲストのこと)しあって「いやいやよかったですよー」って。なんだい、それ。
(例) CAST マチダガクコ ユウエンミサト(劇団ミラクル☆不発弾 より客演)
みたいなかんじ。 知らねえって。誰だよおまえは。 わざわざゲストを名乗るほどのものかって。 このチラシ、ただのおまえの名刺じゃん。
つーか、趣味劇団 総じて劇団の名前、オタクっぽい。
そこからは何も生まれないし、それはアートでもなんでもないし。 それは自費出版の本を売りつけるよりタチが悪いこと。 アートだと思ってるのはやってるやつらだけで、オナニーみせて「君たちも気持ちよかろ?」 みたいな。 つまんない「自称エンゲキ」が一般の客を劇場から遠のかせてる。 一生続けたいならそれを仕事にして金をもらって生活できる水準にまでしないといけない。 ただのシュミでちゅうーとはんぱにエンゲキみたいなものを続けて、 それを知人に売りつけて。
わたしはある演出家が行った言葉に賛同する。 「勝手にやるなら好きにすればいいけれど、 それのせいで演劇見る人口が減るのなら 、それは立派な犯罪だ。」
30過ぎても、走る事もあきらめる事もせずにのらりくらりと、 誰も知らない団体で「客演」を続ける人もいる。
やめようよ。
ストップ、エイズ。 ストップ、有害自分探し。
こないだおもしろい芝居見たけど、おもしろい小劇場もあるんだから。 そういうところはもっと宣伝に力入れたりさ。 やれること、もっとあるんだから。
自分、がんばりたいす、 と、おもった一日でした。
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