エロとピンクとアミタイツ。
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風の強い日。
プラスとマイナスがうまいぐあいに引き合って、打ち消し合って、 ゼロとも呼べる恋人がひとり。
キオスクの焼き梅とファミマのチキン棒ばかり食べる。 この夏バテを誰のせいにもできないジャンクっぷりに軽く泣く。
雨が降った日。
弟がドラえもんの映画主題歌集のアルバムを借りてくる。 ドラえもんより多い武田鉄也の写真に軽く泣く。
今年もヒッチハイクの時期が来て、 スタンプラリーのようだと思う。
マグリット展に行く。 「謎こそが真実の存在感を証明する」 哲学がないとものはつくれないと痛烈に感じる。
不快指数はまだまだ上がる。
暑い日。
砂を噛むようなセックスをして、砂の方がまだ甘いと思う。
パチンコ屋で働いてた私は街中のサラリーマンが顔見知りで、 あいさつすらできない微妙な距離が不快だ。
乗り替えるはずだった各駅停車のトビラが目の前で閉まって、 焦りもせず 笑いもせず 暑いなあ、とつぶやく。
来週、私は海に行く。
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