エロとピンクとアミタイツ。
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2002年06月02日(日) アイ ラブ カルトJムービー!

本日、ツタヤの邦画コーナーにてタマシイを抜かれた。

「地獄」っていう作品があったんだけど。
それはアサハラとかジョウユウとかハヤシマスミとかの顔に「特殊メイクで似せた」だけの人物が
「地獄」で皮はがれたり、ノコギリで切断されたりするだけの80分、らしい。

そんなの、撮るなよ。

コメントが普通すぎてあれですけど、それしか言えないじゃん。
撮ろうと思った動機も、ほんとに撮っちゃった経緯も、できることならそっとしておきたい。
「富江」の最終章も、できることならみたくない。
富江がふたり?こわい、こわい。

あと、「超少女REIKO」とかいう、セーラー服着た超能力モノとか、
クラシカルという付加価値をつけても尚すまされないような危ないビデオが大漁。

がんばれJ。
がんばれJ。

ニホン制のエイガってエロ、スプラッタ、バイオレンスが多いのは何故?
というより、そればかり注目されるのは何故?
日本制のファンタジーがダサイのはヒャクも承知だけど、
エロ、スプラッタ、バイオレンス以外の邦画がもっと台頭してほしいわ。

そもそも日本人がカッコつけようとすればするほどギャグになってしまうのは何故なんでしょうね。
いまだにコンプレックスがあるんですかね。オウベイコンプレックス。
オリンピックとかで、「日本人離れしたジャンプ力!」とかいうのとりあえずやめましょうよ。
「日本人」であること自体がハンデみたいじゃん。いや、わかりますけれども。

邦画にも同じこといいたい。

ミザリーさんより富江さんのほうが怖いってしってるなら、
他のジャンルも、背伸びしなーい。
違和感のない日本のファンタジーが水木しげるのなかにしかないかといえばそうそう間違いでもない気がする。

イエス、ウィーアージャパニーズ。

私は別にナショナリストではないけれど、「地獄」のショックはこんな波紋を呼びました。
自国文化の裂け目に落ちた。そんな気分でした。

Ps「血を吸う宇宙」はみたいです。



小日向マリー |MAIL

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