エロとピンクとアミタイツ。
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4年前、高校生の夏、微妙に3ヶ月だけつきあってた男がいた。 美形くんで、その高校のアイドル(自称)で、 毎日女の子に追い掛け回されて(詐称)、 ちょっと天然ぶることでギャップを演出する確信犯くん。 まあ確かにモテてたけど。バカ女に。 ギャルに「超カワイー!」って言われることが生きがいで、 「俺、母性本能くすぐるタイプでしょ?」が口グセの本物のバカなんだけど。 あーなんで付き合ってたのか思い出せない、気分が悪い。暇だったからだとしか思えない。 しかもそいつはふたまたかけたうえにあたしの前から忽然と消えた。
それ以来会ってないのに昨日急に電話かかってきてさ。 「俺やっと決心ついたよ。やりなおそう!」 おいおい大爆笑だよこっちは。
消えた日から4年会ってないのに「またうまくやれるよ」。 この4年間は「この先何年かかるかわからないけど埋めていこう」。 「さみしい思いをさせて悪かった」。 あー、殺していいですかー。 自信に満ちた「俺、迎えにきたから!」攻撃にむかつくより笑えてきた。 なにがおもしろいって、あたしがまだ好きだと思ってるのね。 夜中に爆笑、大爆笑。 こっちはおまえの名字がわからねえよ。
友達の話によると、男は 「自分がふった女はいつまでも自分の事が好きだ」 って思っちゃうんですって。 いい加減にしてくれよ。
泣きたいくらい、バカしかいない。
「ええと、おかしな話ですよね。」 って言って電話を切りました。 深夜の殺人電話でした。笑い死に。
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