(私が)忘れなければいい…谷口の日記

谷口

新入社員諸君に告ぐ!
2007年04月12日(木)

逆転裁判4発売日ですねー。いやー、わたくしはしばらくお預けでございます。DSが愚弟の持ち物でして彼が終了次第貸してもらう所存です。

●「新入社員に薦めたい本」第1位は【三国志】
http://career-cdn.oricon.co.jp/news/43528/

理由は、「人との付き合いなど、昔の知恵が満載だから」(愛知県/30代/男性)、「広く人間関係を円滑にする要素が含まれている」(埼玉県/40代/女性)など、“人間関係を学べるから”という声が圧倒的多数だった

三国志の人間関係って全然円滑に逝ってなくね?

こんばんわ、就職氷河期世代代表谷口です。
取りあえず、わたくしならとりあえず新入社員勧める本は司馬遼太郎「国盗り物語 織田信長編」ですね!!!決して斉藤道三編ではないですよ!!斉藤道三編だと国盗りたくなっちゃいますからね!!!!!織田信長編(むしろ明智光秀編)を読んで下さい。
美濃の名家に生まれながらも内乱により流浪の身となり、やっと仕えた朝倉家は保守層の巣窟使えないボンクラジジイ上司で「キー!!!こんな能無しタヌキオヤジの寝言に付き合ってられるかボケ!!!」と飛び出し、次に仕えた織田家主君は自分と年が近くて仕事もできる革新派。今度こそ、俺の実力が発揮出来るかも!!!だけど上司がキレ者すぎるのも困り者。俺がやりたい事はこんな事じゃない、俺の話を聞け!!部下を捨て駒にするんじゃない!!事件は会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!!
信長「そんな事俺が考えないわけねーだろ。知っててやっとるんじゃわい!」
光秀「殺されてしまう…このままでは過労死してしまう…」

本能寺に行きますか?
→はい
 いいえ


特に、朝倉家のボンクラオヤジと、足利義昭に仕えるあたりは読んだ方がいいですね。デキる上司なんてのは佐藤浩一「君は部下に甘過ぎる」の中でしか、小泉孝太郎がやるドラマの役の中でしか存在しませんから。都市伝説ですから。
主任(42才既婚)が移動になり副主任(32才独身)が主任になりましたが普通に自分の予定(プライベート/遊び)優先で仕事の予定組んでますから。まぁ、あの会社に居たらプライベート優先にしたくなるのも、おおいに納得ですけどね。でも怒られるの私たちだったりしますからね(笑顔)
まぁ、副主任もいわゆる一つの明智光秀だとは思うんですけどね(私もボンクラタヌキに仕えているが優秀でははいので明智光秀ではない)埼玉屈指の進学校に進んで関西の某有名大学を出たはいいけど超就職氷河期時代突入でやっと入った関西の会社は最悪で、同じ最悪なら実家から通える最悪な会社の方がまだマシだと5年前その最悪な会社に中途入社して現在に至るわけで副主任を見ていると朝倉家に仕える明智光秀を思い出します。

えーと、新主任があまりにもプライベート優先させ過ぎる愚痴等ではなく「国盗り物語 織田信長編」です。

何がいいたかったかと言うとデキる上司なんてもんは都市伝説なのでボンクラタヌキオヤジの寝言に付き合う振りしつつ華麗にかわしつつ「クソ…お前の話はいつも実現不可能なドリームプランなんだよ!!寝言は寝て言え!」と終業後馴染みの焼肉屋でビール飲んで愚痴言っている内が華。もし、『デキる上司』の元に付いたりしたら末は謀反で三日天下で竹やぶから出てきた農民に槍で刺されて死んでしまうに違いないと。

そう思いながら今日もビール飲むわけですよ新入社員諸君!
それが社会人生活というものですよ新入社員諸君!



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別に斉藤道三編を読まなくても普通に読めます。






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