(私が)忘れなければいい…谷口の日記

谷口

ふたたびの、top絵変更
2004年09月02日(木)

マトリックス風な背景にしただけやん。
文字入れただけやん。


あと、「生死去来〜」の詩の訳が「花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ」な訳では無い事は分かってますから!!
「谷口さんは漢詩といえば全部、花に〜だと思ってるんだなぁ。。可哀想に。。。。」とかではなく!!

ちなみに

生死去来
棚頭傀儡
一線断時
落落磊磊

の意味は

一旦死が訪れると、あたかも棚車の上のあやつり人形が、 糸が切れればがらりと崩れ落ちるように、一切が無に帰してしまう

だそうです。
出典は世阿弥の能楽書「花鏡」



もひとつ、ちなみに寺山修司の言葉だと思われがち(私だけか?)の「さよならだけが人生だ」ですが、井伏鱒二が于武陵の「勧酒」を訳したものが元だそうです。


人生足別離
花發多風雨
滿酌不須辭
勸君金屈巵

この盃を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ



いい言葉だ。いい訳だ。
この3行だけで泣きそうになる、センチメンタルセプテンバー



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