BUMP OF CHICKENのアルエという曲を聴きながら 「麻耶ちゃんはこんなタイプじゃないよね ほうっておいても大丈夫そう 元気そうだし 俺の中のイメージでは もっとか弱くて誰ともうまく喋れないような子なんだ」 というようなことを言われたことがある。 いい意味でいってくれたのかもしれないけれど すごくすごくかなしかった。 誰にだって、心の中にアルエがいると思う。 それを表面に出すか出さないか。 あたしは包帯の量が半端なく多いんだろう。 そしてその包帯の色は毒々しいほどカラフルで つねに一定水準の笑顔を保ち続けるピエロが描かれているのだろう。 ほどくのがいやになってしまうほど。
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