ぼんやり日記
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今日の夕方、くるりるの習い事のお迎えに行く途中、 くるりるの同級生のママに会った。
挨拶をして先を急ぐと、泣いている子が。 あれ、先ほど出会ったママの子どもだよ。
きっとなんかママに叱られて 「もう自分で帰ってきなさい!」ってんで 先にママと妹が帰ってしまったのだろう。
学校へ行く道なので、彼は1人で家へ帰ることはできる。 人が多い時間帯なので、1人で帰ることになっても 危険なことではない。
「ママに怒られたん?」と聞くと 「もう家出したるねん」 あらあら。これは聞きずてなりませんねえ。
お迎えの時間が迫っているけれど、 一応、彼の家まで送って行くことにした。
「もう家に帰れへん」とぼろぼろ涙をこぼしながら それでも足は家の方に向かって着実に歩く。
「家に帰らないならどこに帰るの」と聞くと 「トレーナーハウス」 「ん?」 「トレーナーハウス」
トレーラーハウスのこと? すげ。 1年生はそんなことも知っているのか。
「もうママなんか嫌いや。妹もパパも嫌い。 あの家なんか嫌い」 相当に捨て鉢になっているようである。 ますますもって放ってはおけない。 しかし、彼の足先は相変わらず家に向かっている。
「もう夢なんか捨てる」 「へ?」 「夢なんか捨てたるねん」
夢ときたよボーイ。
「ど、どんな夢をもってたん?」おそるおそる訪ねてみるも 「夢は捨てる」と自分に言い聞かせるように繰り返すだけ。
かなり入り込んでるよ。 涙ぼろぼろ止まらない。 でも家に近づいている。
私はすっかり遅刻になってから彼を玄関まで見送り、 とって返してお迎えに走ったのであった。
どんな夢なんかなあ。 実は、昼間彼のママと話していて 「○くんは学者か芸人になるやろね」と言ったのだった。 いわゆる天才肌のかっちょいいヤツ。
その子が考える夢っていったいなんだろう。 とっても気になる。 また機会があったら聞いてやろう。 役者かなあ。
2005年07月14日(木) 小学校の個人面談 / キッチン選び佳境に 2004年07月14日(水) くるりるが弾いた♪ 2003年07月14日(月) 間違えたよ 2002年07月14日(日) ぶたこのいたずら
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