ぼんやり日記
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くるりるは幼稚園のプールが楽しかったらしく 朝からルンルンしていた。 私もプールバッグに水着を入れながら 「これ、一人でちゃんと着てたねえ」(後ろ前逆だったけど) くるりるの成長に目を細めていた。
幼稚園に行くと、園庭の組み立てプールに 水が張られてあった。 「早く入りたいねえ」とくるりると話し、 私は教会へお仕事をしに行った。
お仕事の最中、携帯電話が鳴った。 幼稚園のくるりるの担任先生からだった。 「あのー、くるりるちゃんの水着がないんですけど」 「え・・・・・」 「・・・・・・」 「(我にかえる)すみません、そういえば持っていった 記憶がありません」←なんて返答だい 「11時から入るので、今から持ってきてもらったら 間に合いますよ」とにこやかな先生の声。 ところが、私は家にいない。 今からダッシュで家に帰り、幼稚園に水着を持っていっても 間に合わないだろう。 「すみません、出先なんで無理なんです。 今日は見学にしてもらえますか。本当にすみません」
10分ほどして、また電話が鳴った。 「お母さん、くるりるちゃん泣いてしまって…」 「え・・・・・」 昨年はズル休みまでして、プール遊びを避けたくるりるが 今年はなんて積極的。って喜んでる場合では。 「先に終わったクラスのお友達の水着を 貸してもらいましょうか。」 おお、先生なんて優しいの。親はこんなにアバウトなのに。 「じゃ、じゃあ仲良しの○○ちゃん、同じサイズなので 貸してもらえるでしょうか。お母さんに連絡します」
そんなこんなで水着忘れ事件は、担任先生の機転により ○○ちゃんに水着を借りて事なきを得た。
ああ、くるりる、ごめんよ。 ああ、先生、ありがとうございます。
正直いって、私、先生が今年度の担任だと聞いて 少しがっかりしていたんです。 ちょっと、まだ学生気分が抜けてないようで ちゃんと一人一人、子供を見てくれるかどうか 心配だったんです。 とんでもない親です。すみません。 ありがとうございます。
暑かったけど、冷や汗も含めて二倍の汗をかいた日。
2003年07月08日(火) 違和感
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