ぼんやり日記
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2004年02月11日(水) いろはにほへとちりぬるを

私達から下の年代は、古文にあまり親しくないものだが
今のお子達は「じゅげむ君」をそらで言えるばかりか
「いろは」も最後までばっちり言える。
そして時々「きみ、しにたもうことなかれ」なんて口走る。
「よごれっちまった かなしみに」と顔をくもらせる。
NHK教育の「にほんごであそぼ」を見てるからである。

時々見ていて「おいおい、そんな言葉まで」と思う時もある。
でも言葉の意味なんて子供が大きくなってから理解するもの。
まずは言の葉を味わうところからスタートする、
という主旨だと思われるが、なるほどなあと納得。
日本語の綺麗な部分を単純に味わえる、この番組が好き。
あらためて「いろは」を作った人はスゴイと思う。すごいね。

好きといえば、みいさん絶賛中の「ピタゴラスイッチ」だが
ぶたこが幼稚園へ行くようになってから見る機会が激減した。
(家に子供がいないのに午前中NHK教育を意識的に
見る人も少ないだろう)
久しぶりに土曜の夜(変な時間だよ)放映したのを目にした。
「何してるの?おじさん」シリーズ。
おじさんは実にアブナイおじさんなのだ。
毎回、公園等で少年3人くらいが遊んでいると
おじさんが変な恰好で何かをやっている。
(ホントにこんな人がいたら今時、警察に通報される)
それを見て少年が「何やってるの」と尋ねる。
尋ねて欲しそうにしてるので、小学生が気を遣って尋ねてやるのだ。
そういうシチュエーションも涙ぐましくて好き。
おじさんは「○○の恰好」と生態模写の説明をするのだが
今回はブランコとかの周りに囲ってある鉄の柵
(幼児がブランコしてる側でおかあさんがチョコンと
座っている鉄棒よりちょい太い柵です)に
ナマケモノのようにぶら下がり、くるくる回っている。
それが何の意味かというと、
バウムクーヘンを作っているところだと言うのだ。
上手い具合にバウムクーヘン工房がカットされ説明終了。
その絶妙さといったら、もう下手なバラエティは見られない。
なんてスゴイことをひっそりとやってるんだNHKエデュケイション。

長々と↑説明したものの、意味わかんないですよね。
ああ口惜しい。すっごく面白かったのに。
バウムクーヘンだよ。おじさんバウムクーヘンだよ。
なんかドイツ語で作ってるところ説明するんだよ。

ちなみに「アルゴリズムたいそう」は
NHKアナウンサーと一緒、でした。
たまたまアナウンサールームにいたであろう、
入江アナや中川緑アナが嬉しそうにやってました。

ああピタゴラを書き出したら止まらない。
NHK教育番組といえば小学1,2年生用の
ドレミノテレビにはUAがレギュラー出演している。
「ううあ」なんてテロップが流れてかわいい。
これも私達の時代の音楽の授業からは隔世の感。
文部省唱歌は大好きな私だが、リズム感重視のこの番組は
子ども達には楽しいだろうなあと思う。


2003年02月11日(火) 再び しまじろうvsはなまるくん
2002年02月11日(月) 雪やこんこ

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