ぼんやり日記
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2003年12月08日(月) |
素敵なミセスのお子さまの玩具は |
百貨店の子供関係のフロアへ行った。 平日なのに玩具売り場は、クリスマスプレゼントを買う お客さんで結構入っていた。 目に付いたのは、ボーネルンドのコーナーが拡大していたこと。 逆に日本製のキャラクター物、プラスチックの玩具は 縮小されていた。 クリスマス時期だけなのかも知れないが、 へえ、と思った。
最近、インテリアの雑誌を見るようになって 気が付いたことがある。 インテリアや雑貨、お料理を紹介するマダム雑誌。 今まで見たことあんまりなかったのだけれど、 そこに登場する雅姫さん等々の トレンディな奥様は姿形がおきれいなだけでなく 家事や子育てまでスタイリッシュに演出されている。
雅姫さんって、ぱっと見は綺麗な普通の人なんだけど そこから常人を超える輝きがある。 それはセンスの良さから来ているのかな。 こういう人って洒落た雑貨屋さんとかで見かける。 (雅姫さんもショップHug O Warのオーナー) どちらかというとナチュラルメークで綿素材の服。 自分をブランド物や宝石やお化粧でこてこてに着飾ることに 飽きちゃった人といいますか、 そんな人達が自分の生活周辺に興味の対象を移したのかしら。
で、そういう人だって奥様なのだから 家事もやれば子育てもするわけだ。 それがまた外国から抜け出したようなキッチンや 子供部屋なわけでして。 そういう人のお子様は日本のキャラクター物の 玩具なんか持ってはいない。 間違ってもくるくる回転スシだとか アンパンマン室内すべり台など家には置かないのだ。
実は我が家も長女が生まれた9年前、 すぐ壊れて飽きる、安価なプラスチック製の玩具は 持ちたくないと夫婦で話していた。 オシャレだとか見た目がいいとか、そういうことでなく 単純に「長持ちして子供がうきうき遊べるもの」と 思っていただけである。 ただ、そういうものってドイツや北欧製が多いので 値段も高い。 おまけに近くの店でなかなか売っていないので 通信販売というリスクを負わなければならない。 くだんのボーネルンドくらいが直で買える店だった。
それが最近は、あちこちに外国製の玩具を販売する 店が増えてきた。 環境や教育を考える人が増えてきたのかと思っていたが 今日、百貨店へ行ってみて、ああもしかしてトレンド? そう気が付いた。 だってほら愛子さまだって木製のキッチンセットで 遊んでいたじゃないですか。 あれは日本製の特注だそうだけれど、 今まであの手の既製品は外国製しか売っていなかった。 これを機に、国産の木製キッチンセットがよく売れるだろう。
まあ、悪くないトレンドだと思う。 ただ昔から良心的に販売していたお店が くわれてしまうようなトレンドだったらチョト困る。 子供の目線で玩具を売ってくれる、そういうお店が ちゃんと採算取れてくれるといいな、と思う。
でね、お子様の目線ってことになると TV見て、普通に幼稚園や保育園に通っている子は どれだけスタイリッシュな玩具を持っていても アバレンジャーやアンパンマンが欲しかったりする。 さてさてお母さん、どうしますか。 (うちは負けたさ、結局)
2002年12月08日(日) 梅干し大王
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