ぼんやり日記
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2003年09月24日(水) 年とる

少し冷んやりするな、と思い始めると同時に
顔が乾燥してきた。肘のカサカサも気になり始めた。
体の反応って分かり易い。
若い頃は季節の変わり目だからって急に
自分の体が変化してきたなんて気付かなかったな。
年とってるってことなんだな。

年とる。
やっぱり否定的にとらえる自分がいる。
若い方がいいような気がする、なんとなく。
スーパーの牛乳も消費期限の若いのを手にするもんね。

でも、若い頃はひどかった低血圧の症状も
(朝、起きると吐き気がするとか、立ちくらみするとか)
年をとるにつれて軽くなってきている。
それは年とって良かったって思える一つの例。
だって本当につらかったもの。

体は弱くなっちゃったけど、若い頃の方が何かと
痛い思いをしていたものだ。心も体も。
体が痛いのに自分で平気だと思いこんでいて、
薬も飲まず、医者にもかからず
入院するくらい体が弱っていても全然気付かなかった。
心が痛いのにどうして痛いのかどうして苦しいのか
理由がさっぱりはっきりしなくて
ただ誰かに怒りをぶつけているだけ。
ただもがいているだけ。
ただ自己憐憫におちいるだけ。

若い時ってそんなんだったな。
うん、年とるって案外いいもの。


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