ぼんやり日記
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2003年05月15日(木) やっちまいました

明日は次女の遠足。
あれこれ明日の血糖コントロールを考えながら食事を
作り、夕食前に血糖値を測る。
442だとか何とかの数値。。。。。

長女のヤマハの送り迎えで外出した1時間の間、
留守番をしていた次女が何かを食べたのは明白である。
普段、こそこそトイレなんかで隠れ食べをしているのは
知っている。バレバレである。
知っているけど許容していた。
少なくとも本人には黙っていた。
でもさ、400台はないやろ??
ちゃんとおやつも食べたのに。
一体何をどれだけ食べたというのか?
夕食前でイライラしていた私は、どっかーんしてしまった。

「何を食べたん?」
次女はしまった、という顔でせんべいを持ってきた。
「それを何袋食べたん?」更に聞く。
「・・・ひとつ」消え入るような声で答える次女。
台所のゴミ箱のフタを開けると、4つばかりその空き袋が。
「本当のことを言いなさい。ひとつやないやろ」
もう次女の顔はうつろである。
一袋食べたくらいであんな数値になるわけがない。
それでも彼女はすっとぼけている。
いや、本当に一つ食べたと思いこんでいるのかもしれない。
そのくらい「わけがわからない」という顔をしている。

あああああ。
何で自分の食べた物をこの人はわからないんだよっ。
「次女ちゃんが病気でなくっても、おやつをこんなに
食べるのはダメなことなんやで、食べ過ぎやで。
食べ過ぎた人は怒られるんやで」
「ちゃんと血糖値をよくしないと、何十年もたったら
目が見えなくなる人もいるんやで、足を切らないといけない
かもしれんのやで」
がみがみがみ。もうこの口は止まりません。
明日の遠足のことで、次女が低血糖をおこさないように、
でもあまりな高血糖にもならないように、
こちらは頭がいっぱいだというのに、
この人はおせんべいを山のように食べているとは。
しかもそれを覚えてないかのように叱られて泣いている。

ダメだ、私も混乱している。
別におせんべい食べるなと言っているわけじゃない。
大体、健常者でもおやつの分量は決まっているのに
それを欲張って食べたら怒られるものなのだ。
でも次女は食べ物の事で指摘されると全部、病気のせいと
思いこんでしまう。あああああ。
どうやって話せばいい?
どうやってさり気なく血糖値を測ったり注射をしたり
食生活を送っていけばいい?

親はおおらかに構えていればいいとわかってはいるものの。
時々は爆発だってしてしまう。
この子はどうやって自分の体のことを理解するのだろう。
どれだけ理解しているのだろう。
私はどう話せばいいのだろう。
そんなにおせんべいばっかり食べて美味しいか?
もうおせんべいのバカ。


2002年05月15日(水) 主婦業のもどかしさ / お迎え

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