ぼんやり日記
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教会のおまつり。その名も『ジーザスまつり』。 いつも近所の子ども達を連れて楽しむばかりだったが 今年は夫婦で何か出し物をする側にまわろう、というわけで たこ焼き屋をすることになった。
といっても家庭にある小さなたこ焼き機を二つ並べて カセットコンロでつつましく焼いていくという、 なんともやる気の無さがあふれた店である。 時間内に焼けるたこ焼きの数はしれているので どう考えても原価−売り上げはプラマイゼロになりそう。 まぁ我が家はレジャーのつもりで参加するので 別に利益が出なくてもかまわないわけだが、それでも 予想より売れなかったらどうしよう、という不安はあった。
結果。 なんとなんと、どこでどうなったのかよくわからないが ¥1100の利益! 3こ¥50で売ったのだがラストは1こ¥10で売りさばいた。 それなのにどうして利益が出たのかわからない。 これはもう神様に感謝するしかない。
お金の事よりも、夫婦で楽しくたこ焼きを焼き、周りのお店の人と わいわい言って、いろんなお客さんと会話しながら店に立つのは とってもとっても面白かった。 特に、わざわざ遠方から来ていただいた方もいらっしゃって、 本当にたこ焼き焼いて良かったなあ、と夫婦で喜んだ。 (ありがとうございました)
牧師先生との会話。「こんな風に教会の前でたこ焼きを 焼きながらご近所さんと交流できる商売っていいですねえ」 「これで食べていければね」(笑) まったくだ。親子5人をたこ焼き焼いて養っていけたら世話はない。 それでも、何かできることはないかな。 ちょっと考えてみる価値はあるかもしれない。 教会の前にたこ焼き屋。 大阪の人はレストランより喫茶店より、たこ焼き屋の方が うち解けてゆっくり安らげるんじゃないだろうか。 たこ焼き食べて、心癒されて元気になって帰っていく。 いいなあ。
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