ぼんやり日記
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2003年04月25日(金) この口が悪い

小学校の授業参観日。
一年生は給食参観。こんなん見てもしゃあない、とは
さすがに口にはしなかったが。
その後、学級懇談会に出席。のほほんと教室に入ると
ダウン症の生徒さんのお母さんが先生に
「ひと言ご挨拶を」と勧められて話されていた。
ダウン症の男の子は、普段は養護学級で勉強しているようだ。
双子の女の子もいらっしゃり、彼女は別のクラスにいる。
双子をかかえるお母さんの大変さはいかばかりか。

そんな事を考えていると担任の先生が、今度は私を見た。
「○○さん、よろしいですか?」と。
は。私も、私にも話せと言うのですか。
た、確かパパと一緒にお話をした時は
「特にこちらから病気の話はしない」となっていたのだけれど。
しかしこの状況下では拒否する方が変に思われる。
とりあえず小児糖尿病であること、低血糖の処置のことを
非常に簡単に話した。

同じ幼稚園のお母さん達はご存じであるけれど
知らない人はどう思ったかな。。。。
何となく視線が気になりつつ、長女の教室へ急ぐ。
そこで知り合いのお母さんと廊下でごそごそ話していた。
「今度の先生ちょっと心配やね、面白い先生って子どもは言うけど」
「でもその方が怒ったら怖そうやねえ」
そんな会話をしていて、ふと長女が言っていた言葉を思い出し
「そういや○○くんは凄く怒られるって言うてたわ。
まあ当然やけど」
そう言うと友人は「しっ!○○くんのお母さんに聞こえるで」
とたしなめられた。
私は○○くんのお母さんを良く知らない。
なので聞こえたのかどうか知る由もないが、それ以上に
どんな場所でもどんな人にでも言うべきでないことを
言ってしまったことに気が付いて愕然とした。

なんでこんな事言ったんだろう・・・
○○くんは、長女と2年間同じクラスだった。
彼に泣かされ、怪我をされた生徒は数知れず。(長女もだ)
クラスのトラブルメーカーであった。
それは事実としても、こんな事を堂々と話されてしまう親の立場も
考えず・・・・
しかも数十分前に、私は次女の病気の事を他の親御さんはどう
思っているだろうと気に病んでいたばかりだというのに。
もう私のバカバカ。
自分がどれだけ人の気持ちも考えない自己中心な人間なのか
よくわかった。
いてもたってもいられない。
口が無ければいいのに。

神様ごめんなさい。
できれば○○くんのお母さんに謝る機会を与えて下さい。
でも、どうやって謝っていいかわかりません。
言葉も与えて下さい。
顔も覚えていません。教えて下さい。
(昨年、一度挨拶していただいたというのに。もうアホかと)

毎夜、枕に涙の跡。


2002年04月25日(木) まあ、いいけど

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