ぼんやり日記
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小学校の授業参観日。 一年生は給食参観。こんなん見てもしゃあない、とは さすがに口にはしなかったが。 その後、学級懇談会に出席。のほほんと教室に入ると ダウン症の生徒さんのお母さんが先生に 「ひと言ご挨拶を」と勧められて話されていた。 ダウン症の男の子は、普段は養護学級で勉強しているようだ。 双子の女の子もいらっしゃり、彼女は別のクラスにいる。 双子をかかえるお母さんの大変さはいかばかりか。
そんな事を考えていると担任の先生が、今度は私を見た。 「○○さん、よろしいですか?」と。 は。私も、私にも話せと言うのですか。 た、確かパパと一緒にお話をした時は 「特にこちらから病気の話はしない」となっていたのだけれど。 しかしこの状況下では拒否する方が変に思われる。 とりあえず小児糖尿病であること、低血糖の処置のことを 非常に簡単に話した。
同じ幼稚園のお母さん達はご存じであるけれど 知らない人はどう思ったかな。。。。 何となく視線が気になりつつ、長女の教室へ急ぐ。 そこで知り合いのお母さんと廊下でごそごそ話していた。 「今度の先生ちょっと心配やね、面白い先生って子どもは言うけど」 「でもその方が怒ったら怖そうやねえ」 そんな会話をしていて、ふと長女が言っていた言葉を思い出し 「そういや○○くんは凄く怒られるって言うてたわ。 まあ当然やけど」 そう言うと友人は「しっ!○○くんのお母さんに聞こえるで」 とたしなめられた。 私は○○くんのお母さんを良く知らない。 なので聞こえたのかどうか知る由もないが、それ以上に どんな場所でもどんな人にでも言うべきでないことを 言ってしまったことに気が付いて愕然とした。
なんでこんな事言ったんだろう・・・ ○○くんは、長女と2年間同じクラスだった。 彼に泣かされ、怪我をされた生徒は数知れず。(長女もだ) クラスのトラブルメーカーであった。 それは事実としても、こんな事を堂々と話されてしまう親の立場も 考えず・・・・ しかも数十分前に、私は次女の病気の事を他の親御さんはどう 思っているだろうと気に病んでいたばかりだというのに。 もう私のバカバカ。 自分がどれだけ人の気持ちも考えない自己中心な人間なのか よくわかった。 いてもたってもいられない。 口が無ければいいのに。
神様ごめんなさい。 できれば○○くんのお母さんに謝る機会を与えて下さい。 でも、どうやって謝っていいかわかりません。 言葉も与えて下さい。 顔も覚えていません。教えて下さい。 (昨年、一度挨拶していただいたというのに。もうアホかと)
毎夜、枕に涙の跡。
2002年04月25日(木) まあ、いいけど
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