ぼんやり日記
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2003年02月18日(火) ぶたこの存在

おばあちゃんは、ぶたこが大好き。
「ぶたこちゃんは本当に可愛いなあ」とよく言ってくれる。
そう言ってもらえると、こちらも預けやすいので
ありがたいのだけれど、どうも義母はぶたこのわがままな本性を、
まだ知らないと見える。

そう思っていた矢先、私が寝込んだ先週土曜日。
子ども達を預かってくれることになった。
後でパパに聞いたのだけれど、ぶたこはかんしゃくを
起こしたらしい。
そんな事は日常茶飯事なのだけれど、こともあろうに
おばあちゃんに向かって「おばあちゃんのばかっ!」と言い放ち
側にいた長女に「おねえちゃん、かえろ、いますぐおうちかえろ」
と誘ったそうである。やれやれ。
これでおばあちゃんの、ぶたこに対する評価がどう出るか。
「それでもぶたこちゃんは可愛いなあ」という口ぶりなら
本当にぶたこのことが好きなのだろう。

実は、ぶたこがお腹にいるとわかった時、
私は精神的にかなりきつい状態だったので、とてもつらかった。
もう1人子どもを生み育てるなんて、とてもできないと思った。
つらくてずっと泣いていた。
お腹の子に悪いと思いながら、泣かずにいられない時期だった。
このまま死ねたらいいなあ、と密かに願ってさえいた。
お腹の子の命すら省みない自分勝手な思いであった。

教会の方に祈っていただいた時
「生まれてくる赤ちゃんは、実家との距離を縮める絆になる」と
預言してくださった方がいらっしゃった。
私はその言葉を心にとめて、そして自分が少し前向きになれた時
自分が赤ちゃんを欲しくないと思ってしまった事を
神様に悔い改め、赤ちゃんに謝った。

「ぶたこちゃんは可愛いなあ」
他に孫が6人いる義母。その孫への接し方をしっかりと
見ている私達には、義母がどれほどぶたこを
可愛がっていてくれるかよくわかる。
実家との距離を縮める絆・・・・。
うちにもいろんな問題があるけれど、神様はいろんな形で
手をさしのべてくださっているんだと思う。
その時には理由がわからないことも。
苦しいだけのことも。
何の意味も見いだせないことも。


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