ぼんやり日記
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2002年12月23日(月) |
親族一同のクリスマス |
祖母を中心に叔母さん、息子娘家族そろってのクリスマス。 我が家に集まることが多い。 子ども達は赤ちゃんからの仲良しなので(総勢7名)楽しそう。 子どもが面倒がる年になれば自然とこんな集まりも減るだろう。
一応、1時に開始ということだったのだけれど みんなほら、身内だから適当に来るから食事はじまったのが2時前。 次女はそれまでに2回低血糖をおこした。 そして怒濤のごちそうが目の前にあるものだから歯止めきかず。 おまけにおやつのクリスマスケーキとフルーツ。 血糖値はガンガン上がり、インスリンもそれに追加打ちをするけれど 間に合わないくらい上がりっぱなし。 それでも、みんなが嬉々として食べているのに一人だけ 「ダメ」と言えない。後の精神的反動が恐いので、今日だけは 目をつぶろうと思っていた。 でも予想以上の血糖値の上がり具合で、もう気が気でなかった。 夜中の0:00に測ったら500を越えていた・・・ インスリンも大変な量を打たざるを得なくなり、自分の浅はかさと 次女の人生に今後起こりうる、こういう事態を想像しては恐くなった。
もちろん一日だけのことで、それが人生にどれだけの影響を与えるかと いうと大した事はない、というのは頭でわかる。 でも、次女が自制を覚えつつみんなと同じように楽しめるバランスを どうとっていくか、やっぱりしっかり考えていかなきゃなあ。 親がうまくそれを導いてやれば、本人もそれを自分のものとして これからの長い人生を合併症が出ることなく乗り切っていけるだろう。 うまくそれができますように。神様、知恵を与えて下さい。
身内にもしっかり説明しないといけないなあ。 でもさ、うちはこういう病気だから血糖値測定しインスリンを 注射するから、これだけ食べたらこれだけのインスリンが体内に 分泌されているものだと実感できるのだけれど 普通の人はそんな目に見えないホルモンの分泌なんてわからない。 私もちょっと食べ過ぎちゃったなあ、胃がもたれるなあ、くらいか。 そういう意味では、自分の体を大切にしなくちゃ!って実感できる この病気はある意味、「神様からのよい贈り物」ともいえるのだろう。 なかなかこんな事言えるものではないし、決して他人からは 言われたくないのだけれど(ううう、このへんの心情わかってください) でも、神様の前に行くとそういうことがわかってくる。 人間が今、見ている幸福の価値観なんてほんの一面かもしれない。 そういう言葉が、やっと最近になってほんの少しずつ理解しはじめた。 この世の価値観から自由になりたいなあ。 (本当は自由にされてるんだけど)
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