ぼんやり日記
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2002年12月19日(木) |
ゆーえすえー ふぉー あふりか |
今TVで放映してたのよ。 何やら80年代のスーパースター達(アメリカ主体)の映像を 放映していたらしいけれど、私ゃ明日ある次女検診の準備に 大わらわでTVを凝視している暇がなかった。 やっと見られる、と思ったら最後の曲に。 スーパースターというのだから、もうこのクリップが トリというのは致し方ない。
久しぶりに見たですよ。 もうこのビデオクリップは当時何度も何度も見て その度に友人とお腹をかかえながらツッコミを入れまくったものだ。 その時の会話を思い出しながら、一人でTVの前でへらへら。 曲はともかく(どうしてS・ワンダーに作曲依頼をしなかったんだ、 どうせならアメリカなんだからC&Wの大御所K・ロジャースか W・ネルソンに作ってもらえばよかったのに、どうしてマイケルと R・リッチーが作ったんだよっという所からツッコミはスタートしている) それなりに順繰りにスターさんが歌っているというのに、 M・ジャクソンのところでまずドテッと転ぶ。 なんだこのふわふわ声。後ろから膝の裏突かれたみたいな脱力。 そのふわふわに立ち直れていない所に気の抜けたコーラのような ヴォイスはD・ロス。ああああ。 気を取り直して歌が進む中、いきなり背後から大きな顔が 近づいたと思ったら今までの全てをうち消すノイジーな嗚咽声 “We are the World〜!”はB・スプリングスティーン。 結局なんだかんだで最後の最後まで印象に残ってしまったのは ブルースだったというこの曲であった。
それにしても当時も謎だとされていた事が今回これを見て ちっとも解明されていなかったという事実に気がついた。
大きな謎その1。 何故ハリー・ベラフォンテはソロに入れてもらえなかったのか? (ジョン・オーツと同じ扱いというのはいかがなものか)
さらに大きな謎その2。 そのベラフォンテの近く、後方列にいる眼鏡のおじさんは誰? 当時メイキングものも放映していたのでそれも何度も見た記憶がある。 メインで歌った人以外のメンバーも紹介テロップが出されていたのだが、 この眼鏡さんだけはどうしてもわからなかった。誰なんだ? すごく有名な人だったら、それに気がつかない私もビデオ作った人も 失礼きわまりないことである。びくびく。 それとも本当にその辺の記者あたりが何かの拍子で紛れ込んで しまったのだろうか? そうだとしたらなんで誰も気づかなかったのだろう? それも世界各国でこの曲を買った人がいるのだから、世界の人に 失礼つかまつったではないのか?
この深い謎をご存じの方、無知蒙昧な私にぴしっと教えてやって 下さいませ。
イギリス版の“BAND AID”はビデオ・クリップ買っちゃった(笑)。 これも歌があんなでも、メイキングの方はイギリスらしくて 面白い場面が。 P・ウェラーなんてB・ゲルドフから誘われたとき 「僕はミュージシャンに嫌われてるから」と断ったのを無理矢理 説き伏せられてやってきたもんだから、終始一人。孤高。 何となくびくついているようで可愛い(笑)。 ボーノあたりと仲良くしてりゃいいものを。 他にもF・コリンズにいじめられる大御所化石スター(苦笑)とか 意外に面白いビデオでした。
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