ぼんやり日記
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2002年12月14日(土) 年俸

このところプロ野球の契約更改ニュースが相次いでいる。
オリックスの選手は一度目の話し合いで保留したのは二人だけ。
あとの選手はもともとの年俸が少なかったこともあり
納得のサインが多かったようだ。
橋本先生の10万円UPというのは微笑ましいというか・・・
来季は絶対怪我しないでブルーウェーブのユニを着てください。
(ずっとサーパスだったもんね)
萩原への評価もきちんとしてもらえたので嬉しかった。

金田が涙の保留をしましたが、まあ彼の希望の倍増一億円というのは
多い気もするので、妥当なところですりあわせをするでしょう。

気の毒なのは西武投手陣。
儲かってもないのに年俸をばんばん上げるのはナンセンスだと思うけれど
投手でナンバーワン評価という豊田への金額は、確かに厳しい。
記者会見で「僕の考えが間違っているのでしょうか」と言った彼の
怒りと混乱ぶりが写真から伝わってくる。

豊田を見たくて球場へ行ったファンは少ないのか?
カブレラを、松坂を、稼頭央を観に球場へ行ったファンは多いだろう。
でも、豊田はそれに劣らない魅力のある選手だと思う。
私個人がそう思うだけで、実際の営業勘定としては
そんな事はないのだろう。
でも、本当に豊田の今季の活躍は尋常じゃなかったのに。
これは決して豊田への同情で書いているのではなくて、
私が今季、野球を観てお金を払って観たいプレイをしてくれた
彼に対してまっとうな評価をしたいという思いから書いている。
評価する見方が違うとはいえ。

でも2億でなくてもいいと思う。ごめん、とよりん。(笑)

松坂が年俸ダウンで会見の模様をTVで観たけれど、
どうやら投手起用の仕方についてのお願いをしてきたようだ。
実は彼へのインタビュー記事を読んで、肘の故障で不安がまだ
残っていたにもかかわらず、首脳陣から「投げられそうなら
投げてくれ」と言われて「はい」と言ってしまった反省を
口にしていたことから、それじゃだめだろうと思った事がある。
首脳陣もちゃんと見極めて投手起用をしてよ、と不満だった。

他の投手陣にも同様の事が考えられるので、
よくぞ言ってくれたと思った。
勝つためには計算どおり動いてもらわないといけないから
「調子が少しでも良くなったら出ろ」と言いたいのだろうけれど
それがかえって本人の体調をますます悪化させてしまう。
そのへんの見極めが今季はちょっと・・・・
そう思うと東尾さんは投手陣にとってはわかってもらえる監督
だったのだなあ。
でも、甘いこと言っていたら優勝はできないのかなあ。
難しいね。(だからこそ投手は分業制なのか)

さて、実は我が夫も会社員ながら年俸制である。
だから毎月の給料明細は不動の数字。
年俸査定にしても、どういう基準で決められているかわかりづらいし
結構不満もあったりするので、選手もこんな感じかなと思ったりする
今日この頃(笑)。


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