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■ 真っ白な混乱
=真っ白な混乱=
目を見て、切実だとボクはたじろいでしまう。目をまっすぐ見ることもできないし、自分が何を考え何をいわんとしているのかさえ分からなくなる。だから、ボクは目を見ない。おなかの辺りを見る。「ああー、そうなんだ?」「へー」「いいねぇ」なんて、軽い調子で言いながらさりげなく視線をかわす。もちろん、「視線を交わす」のほうじゃなくて。切実な視線は、ボクの中身をかき混ぜてしまう。白いモノが静かに沈殿しているはずなのに、かき乱されて、真っ白に染まってしまう。だから、目は嫌いだ。目は、心に響いてくる。
=婉曲説明=
ふわり、と、浮かんだイメージはすぐに表そうとしない限りすぐ消えてしまう。もやのようだ、とは言うけれど、ボクは夢のようだ、と言いたい。ちょうど、思い出せそうで思い出せない、あの、不思議な感覚だけ残っている状態と同じ。つまり、ボクは、何を書こうとしていたか思い出せずにいるわけだ。
2004年06月14日(月)
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