カエルと、ナマコと、水銀と
n.446



 滅び

=滅び=

 昔々、あるところに−あるところ? 明確に捕らえることのできない、おとぎ話、ファンタジックな象徴としての、ここですでにこれはフィクションであることをさらけ出しているなんと愚かなモノだ−赤々と燃える星星があった。起動する。躍動する。今にも爆発しそうな恒星。ああ、あなたは私をお救いにはならない。そうだ。あなたは、全ての天体−天体と天球の間にどれほどの差異があるのだろうか−に存在し、光臨する帝王(冷血な)ああ、爆発、炸裂、破裂。ハッピーニューイヤーだって? 浮かれたった町中。どれほどの狂気が充満しているというのだ。今にも、今にも、恒星(象徴としての)が帝王(象徴としての)起動音。ウィュゥ。キゥシャーーー。破滅の時まで、後4日。後4日。たった96時間。「楽しむがよい」なんと意地悪い言葉。たったきゅうじゅうろく時間を楽しめ−無知な白痴な世界の大多数。無意味なナメクジどもは楽しみ続け、最後まで気付かぬままに死んでいくのだ−なんて。俺はモーゼだ。海を切り開き、無知なナメクジどもを連れ立って歩くことはなんと愚かで、辛いことか。
 俺がやるべきこと。「ははAははhh」めらめらと燃え上がる。めらめらだ。ちろちろという表現はあまりにも陳腐であり、軽々しい。電話コードが焼け、文明−すなわち、科学というあまりにも強大な怪物の死骸−の退廃が、明らかに刷り込まれていく。ははhあ。終わるべき。あまりにも小さく、アリの脳を刻み、すりつぶしたような、人間はもう滅びるべき。帝王が言う。ナメクジは塩をかければ縮んでしまう。どういう意味か? 死の宣告。十、から、九、そして、八次は、7あと、6わ、5そ4っ三、2.1…ゼロ。刻みつつすりつぶし続ける。そう。刻み続ける、すりすぶし続ける。
 はて、何か不備でもあっただろうか。世界は音を立てて怒鳴りはじめた。起動音。ウィュゥ。キゥシャーーー。鼓動だ。鼓動−地球が確実な意思を持ち始めたのだ(滅びる4日前に)−を鳴らし、身を震わせた。
 ちっぽけな。吹っ飛んだ。ああ。どこ行く? 
KAOSU コンTONN  jkkvlsあjgじmkふぁlcmっVnkままjmhrhjshjhyvnjdonょjcsnmkcsmvlんじゃえhgじあhjhlafknvjpifjpopGHJ;あDB巨大な文明の死骸い/おSJう゛ぃJWJGびHGJばおBJ/////////.,.,.,.

=が=
がんばれわかぞー。


2002年11月09日(土)
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