次男と遠くの複合商業施設へ。
ここで昼食と、駐車場に車を置く。

ICOCAを次男に買う。
いつも交通費問題でもめるので、カードを持たせて、実際に使ってもらうことにした。
一駅でお別れ。

ここから、目的地は違うので、次男は古本屋めぐり。
私は美術館へ。

歌川広重の浮世絵展に行った。
東海道五十三次なので、最初のほうは、戸塚とか平塚などの地名が出てくる。

いかんいかん。
箱根駅伝の後遺症か。
戸塚中継所だの、平塚中継所だのの言葉が脳内を駆け巡る。

道中の絵を見ながら、昔の旅は大変だなぁと思う。
雨の日、雪の日。荷物がぐしょぬれになったら、宿で乾かしたのかなぁとか。
道も険しすぎるし、橋はないし。

でも、とぼけた表現もあって、面白い。

今回は、高円宮様所蔵の根付け展もある。
実に細かい細工。
栗の中に、これまた細かい細工のあるものが良かった。

現代も、根付けを作る人がいることに驚く。

帰りの路面電車から見る夕景が、広重の絵を思い出させる。
朝の風景だとか、夕景、雪景色などあったけど、夕景にあるように、空が薄赤くなっていて、遠景に宮島。
なんだか、旅情を感じたりして。

そして、車内で、千と千尋に出てきた湯婆ばのようなおばあさんに出会う。
顔立ちがきりっとしてて、大きな目、しわの具合、そっくり。
背中は曲がっていても、着ているものも、仕草も素敵。

それから、一番前に座ってたので、運転席の様子も見られて満足。
なんと、研修中？
信号良しっ！とか、かっこいい。
いい電車に乗り合わせた。

次男と待ち合わせて、車に乗り換えて帰宅。
夜のドライブに、ドキドキ。

とても、楽しかった。