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■ 数十年単位で見る
先日、夫の弟の結婚式に行ってきた。 弟の年齢は、38歳。 大学卒業後、地元で有名なパンクバンドを続けてきた。 働き者だから、昼間は、ちゃんとバイトをしつつも、 つい最近まで親元で暮らしていた。 数年前に、アパートに移り住み、独立。 夫の父は、「いつになったら一人前になるんや」といい、 夫の母は、「このまま仲良く過ごせばいいじ」といい、 みんなこんな感じでいくと思っていたところに、 突然の結婚宣言。
定職についたのか、割のいいバイトを見つけたのか、 ともかく世帯を持つという覚悟ができたということらしい。
お相手は、37歳で、しっかりした女性だった。
結婚式で、仲良く寄り添う二人は、6年後越しの付き合いだという。 どうりで、しっくりと落ち着いている。
いとこたちは、みな、20代後半で結婚式を挙げ、 ここのところ、親戚の結婚式はとんとご無沙汰だったが、 久しぶりに感動させてもらった。
こういう、不器用で、時間のかかる、慎重な人もいるのだ。 早合点して、彼を「そこまでだ」と見切りをつけてはいけない。
人の成長は、数十年単位で見なければならない。 そして、死ぬ寸前まで、成長しつづけるのだ。 なが〜〜〜〜〜〜〜い目で、 ひろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜い心で、 人と接しよう。
そういう見解で、子供を育てよう。
2006年12月06日(水)
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