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■ 解けた!
友達のならやんに 「言いたがらない人から無理やり聞きだすのは、欲求にまかせて要求を通していることだ」ということを教えてもらった。
ホントだ、それ!
スペインがそういう考え方だというが、 きっとその他の欧米でも、他の国でも、 そういう考えが当たり前なんだと思う。
でも、日本は、 セマッ苦しいところにたくさんの人間が肩擦りあって生活しているから、昔から、村八分になったら生きていけなかった。
「生きていくためにみんなとの和を保つ」 というのが、脳の奥に染み付いている。
だから、事実が「白」でも、みんが「黒」と言っていたら、生きていくために仲良くしなくちゃいけないから、「黒です」と言わなければいけない、という土壌があったんだ。
それが当然の権利であったとしても、 和を崩す言動は、「和を乱す悪」とみなされて 無理やり口をふさがれてきたんだ。
そういう風潮によって、 私自身も、 子供の頃からみんなに干されたり、 社会人になってからもあらぬ追及を受けてきて、 散々いやな目に遭ってきたんじゃないか。
無茶な要求や、 ありえないイジメに対しても、 「逆らうと場の空気を濁す」 と思って、 「人とうまくやれない自分ができそこないなんだ」 と信じきっていて、 ウツになって病院に通ったんじゃないか。
これって、 「人の当然の権利」を「揉め事になるから引っ込めろ」という日本の悪い風潮なんじゃないか?
そのせいで、私はずっと苦しんでいたし、 日本の社会が、病んできてしまったんじゃないか?
権利を主張することや、 自分を大事にすることを、 「個人主義」とか「欧米か!」とか言ってないで、 日本の病気を治す為に、 家庭の中からちゃんとやっていかなくちゃいけないんだ!!!
自分を大事にできない人間が、人を大事にできるもんか! 自分の権利を守ってもらえなかった人間が、人の権利を守れるか!
私は、子供を産んで、育てている。 私は、腐っても「親」なんだ。
私個人の性格は、ひと癖もふた癖もあるけれど、 それはそれとして、 子供にとっては、 「私の言動」=「教育」なんだ。
解けたぞ。解けてきた。 見えたぞ。見えてきた。 病んだこの社会を編みなおす糸口が!
「家庭の中に、人権を」 「親の存在自体が、教育だ」
やっぱり、根っこは、家庭にあったか!
危うく私も間違うところだった。 悪の片棒担ぐところだった。
ありがとう、ならやん〜! 教えてくれて、ありがとう〜! 心の友よ〜〜〜!
2006年10月11日(水)
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