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早いもので師走も半ばとなりましたので、身辺が慌しくなる前に今年を振り返ってみようと思います。
年末から入院していた家族が元旦に手術をする……というとんでもない始まり方をした2007年。その後もちょこちょこ入院を繰り返したため、日頃は「明日のことは、明日考えよう!」がモットーの私も、さすがにちょっと将来について考えたりしたものです。 年金や保険などについては、まだずっと先の「いつか」考えればいいと思っていたのですが、本当に必要になるそのときに考え始めては遅いんですよね。この歳でこんなことを言うのも恥ずかしい(情けない?)のですが、いろんなことを調べて気づかされたり驚かされたりしてとても勉強になりました。
個人的にも、転職したりちょっと新しいことを始めたり、再会があったり新しい出会いがあったり……と、けっこう変化に富んだ一年でした。私は、新しいことに馴染むまでの時間が人の倍かかってしまうので、途中で何度も挫けそうになりましたが、時間の力に助けられて何とかやってこられたという感じです。
こうやって振り返ってみると、ここ数年のうちでもっとも動きのあった年だったかもしれません。だけど、そんなにバタバタしなかったような気がするのは、記憶力の無さか、はたまたオキラクな性格のせいなのか(苦笑)。
お肌のトラブルや重力との戦いなど、歳を重ねるということは女性にとっては必ずしも歓迎できないものですが、私は歳をとって良かったなぁ……と思うことのほうが断然多いです。 自ら積み重ねてきた経験というデータがあるので、何か新しいことにぶつかっても、過去に乗り越えてきたときの知識を活かしたり応用させることによってたいていクリアできる……とか。 これは、ものすごく頼れる武器を手に入れたような気分です。私は性格的に人や何かに縋る(あるいは絶対的な信頼を置く)ことができないので、自分自身を信じられるようになったことは、歳を重ねたからこその強みということで素直に嬉しいです。 今年は、家族や自分にさまざまな出来事が降りかかった年だっただけに、一年経った今、それらについて「ヒドイ目に遭った……」とグチらずにいられることが何よりありがたいです。 十代、二十代の私なら、きっとしょぼくれたり嘆いたりしていたはず。……そう思うと、今、十代、二十代で「なんかつまんないよなぁ」とか「人生この程度かよ」なんて感じている人に、とにかくもうちょい生きていればすーっとラクになれるよ、と伝えてあげたくなります。 |
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