おしまいを決める

昨夜の新庄選手の突然の引退宣言を見ながら、あんなふうに自分の終わりを自分で決めてしまえるというのは、とても幸せなことだなぁ…と思いました。お仕事にしても恋愛にしても、或る日いきなり一方的におしまいを告げられてしまうことは、世の中では少しも珍しくないのだから。
それにしても、新庄選手はカッコイイ。「いっぱいいっぱい」な状態であることを他人から指摘される前に、自ら自覚して口に出してしまえる潔さ。自分でゴールを決めた以上、その日までは何が何でもがんばらなくてはいけない。辞めると決めてもなお最後の瞬間までファンが望む「新庄」に対する期待に応え続けるためには、相当な精神力とモチベーションの維持が必要となるでしょうに。
だけど本当は、誰にでも自分のおしまいのときはわかるものなのかもしれない。自分で自分を幸せにすることができる人ならば。

野球にはあまり関心のない私ですが、今シーズンの新庄選手にはちょっと注目してみたいです。
2006年04月19日(水)

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