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先日、「徹子の部屋」によしもとばななさんが出演されました。 ばななさんは、好きな作家さんのひとりです。 『キッチン』などは何度読み返したかわからないほど繰り返し読みましたし、新作が発売されるといつもドキドキしながら本屋さんへ向かいます。
私は好き嫌いがとても激しいので(汗)、作品そのものをどれほど好きになっても、後日ご本人のインタビューやエッセイなどを読んで苦手なタイプの方だとわかると、たちまち作品に対する愛情までもが冷めてしまいます。 作品の中で伝えるべきことは既に十分語ってらっしゃるはずなのに、ご本人が直接肉声であれこれおしゃべりされてしまうと、「何だかなぁ…」という気になるのです。
自分と似た何かを感じるのではなく、逆に自分に無いものを彼女が持っているというわけでもなさそうなのに、なぜかばななさんに惹かれます。 それは、ばななさんが主張する存在感ではなく、ただそこにいるだけの安心感みたいなものをかもし出していらっしゃるからかもしれません。 私は、そういうタイプの人と一緒にいるのが何より好きなので。 |
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