Mさんはこないだまで2年目のIさんという人が好きでした。 11月初めに行った温泉旅行で気持ちが変わったらしいんだけど それはつまりほんの2ヶ月前までは確実にIさんが好きだったということで。。
11月半ばにはそのIさんの誕生日会が局長さんちであって 集まったメンバー(2〜3年目)のほとんどはうちらが付き合ってることも知らなくて 当然のようにIさんのそばに置かれ、さらに飲まされるMさん。 周り中がくっつけようとしてる空気ってすごい。笑
うちは部屋の反対側で他の人とからんだり ピンクさんと2人で買い物に出てみたりして、気にしないようにしてました。 Mさんはうちのことが好きなんだって言ってくれたから、信じようと思って。
その夜はMさんは飲んでからさりげなく我が家に泊まりにくる予定だったんだけど 23時頃、いつもだったらこんな早い時間には帰らないMさんが 「明日の朝も早いから帰らなきゃ」って言いながら帰る準備を始めて 「もう帰りたい」って顔をしてこっちを見てる。 仕方なくうちも「明日試合なんで…」とか言いながら、2人で退室。
ほとんど話さないままにマンションを出て歩き出したら Mさんが手を差し伸べてきたので、手をつなぐ。 外で手をつないだのはこれが初めてだったと思います。
「明日…用事あるんですか?帰るんですか?」って訊いてみたら 「うーん…」という返事。
我が家とMさんちへの分かれ道に到着。 つないでた手が離れる。 無言で道を見つめるMさん。 うちは帰らないでほしかったからそっとMさんの服の袖をつかむ。 そんなうちの手を取って 我が家の方向に歩き出すMさん。
あの瞬間は嬉しかったなぁ。。
でもMさんはずっと何かを考えてるみたいだったから ベッドに入ってから率直に「どうしたんですか?」訊いてみた。 そしたら「複雑すぎて辛かった」って 「酔ってなかったらこんなことで泣いたりしないのに」って 目に涙を浮かべるMさん。 うぅ…うずく母性本能。笑
でもそんなMさんに言いたかったこと。そんなことを思いながら、ぎゅって抱きしめて、しばらく頭をなでていました。
早く、Iさんのことなんて考えられなくなるくらいMさんをうちに夢中にさせたいな なんて考える、付き合って1週間目の夜でした。
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