某大学の文化祭や帰り道やメールなんかで仲良くしてて、
ついにはこんなことまで書いちゃったりしてた、クラスメイトのS君。
クラスメイトだったのは2年間で、選択授業が同じで、志望校も似てて、
帰りの電車がちょこっと一緒で、名探偵コナンが好きで、
そのくらいのつながりで仲良くなったんだっけな。
でも付き合いは案外短くて、去年の秋頃からのお友達です。
文化系だけどマイナースポーツの得意なおっとり青年。
今日はそのS君の家で遊んだ。
正確には、S君が元副担任の先生から頼まれた工作をうちが手伝いに行った。
とっても楽しかったので、書きます。
人に読ませるようなもんじゃない、ただの長い日記です。

前日の夜はメールで、場所はどこにする？チャリは無理？等々を相談。
S君とは不思議とメールが続く。返すのがそんなに苦じゃない。
終わりにする言葉を出してくるのはいつもS君だけど、
それがわかってるからこっちも安心して返信できるのかな。
場所はS君の家に決定。駅まで迎えに来てもらうことにした。

朝。早起きしてあわよくばモーニングコールで起こしてやろうか
くらいのことを考えていたのに、フツーに寝坊した。
（電話は苦手だけどモーニングコールはすごいテンション上がるから好き。笑）
元々時間は決めてなかったから着替えたりしながらメールして待ち合わせ。
服は数日前にS君とメール（内容はただの世間話）しながら買った新しいやつ♪
下着はなんとなくこないだ買ったので上下セットにして、
アクセサリーを入念に選んで、普段はしないメイクもちょっとだけして…
…って、デートのようにはしゃいでる自分がちょっとおかしかった。
でも嫌なかんじではなくて、くすぐったいかんじ。春は楽しいです。

お昼前頃、S君はチャリ＆うちは徒歩で、合流。
その辺りは我が家からも結構近いんだけど、
うち自身はS君の家の方面は小学校の時の遠足ぶり。
そんな思い出を語りながらしばらく細い歩道を歩いて、
歩道が無くなった所で2ケツさせていただいた。
実はうちは初めての2ケツ。。めっさ緊張した（汗）
てかS君のチャリ、足かけるトコ無さすぎだし！
しかも道は下り坂。左右は畑な田舎道。
正直、卒業旅行で行った富士急の絶叫マシンより怖かった。。
で、落ちる！落ちる！って騒いでたらホントに落ちました（笑）
真下に落ちたわけじゃないし着地もうまく行ったので怪我は無かったけど
うちの足の筋肉的に無理っぽいねって言ってその後はまた歩いた。

S君の家は一軒家。
12時頃に着いたらお母さんが迎えてくれて、ランチまで頂いた。
優しそうなお母さんに、窓から差し込む暖かな光、
のほほんとしたS君とその愛犬のダックス？と、
美味しそうなホットサンドとカップスープ。
なんか…その時間が素敵すぎて笑えた。
緊張もせず、フツーに和んでしまった（笑）

ごはんの後にやっと本題！S君の部屋で工作大会。
S君の考えた仕組みはうちにはよく理解できないので（笑）、
工作用紙を説明された通りに切るのみ。
最初はカッターの使い方すら危うかったのでS君には迷惑かけました。。
しかもやること無くなったら犬と遊びだすし（笑）
いやぁホント可愛い犬でしたvv
廊下にお手玉とかぷーぷー鳴るおもちゃとか投げるとダッシュで拾ってきて
こっちの足元に置いてもう一回をねだるのです。
それに飽きるといろんなとこ舐めてくるし。くすぐったい。
うちの脚は気に入ってもらえたらしく、ちょっとエロいくらい絡みました（笑）

そんな過ごし方の中で気付いたのは、
S君といると自然体でいるということの意味を教われるということ。
リラックスってゆーか気を使わないってゆーか、
いつの間にか独り言とか犬に話しかけたりとかフツーにしてた（汗）
犬とじゃれるS君といて、一緒にじゃれて、楽しくて。

工作が一段落したら、今度はその部屋でダーツ。
最初にも書いたけど、奴はマイナースポーツがとてもうまい。
ブーメランとかボウリングとかね。そしてもちろんダーツ。
うちはかなり不器用で、ちょっと気を抜くと的にも当たらなくなる始末。
勝負をしたら2回とも負けました。でも面白かった。

夕方6時、楽園のようだったS君の家にさよなら。
花見でもしながら送ってあげるって言ってくれたので
せっかくだから、近所の別の友達の家の前に連れて行ってもらって
石で地面に「3月29日18時、S参上」とか書いてきた（笑）
見たこともない町なのに、少し懐かしいような気持ちで歩き回れたのは
S君が案内してくれてたからかなーと思います。
夜の田舎道を、これから先のことなんて話しながら歩いて
行きに自転車に乗った辺りで、S君とお別れ。
信号待ちついでに、チャリをこぐS君の背中なんて見送ってみたら
幸せだった今日1日を思い出して、とても愛おしく思えた。

好きだとか付き合うとか愛人だとか別れるとかじゃなくて
ただ一緒にいて楽しくて本当の自分で笑いあえる人。
S君だけじゃなくて、もう何人かいる。
うちは高校でそんな素敵な人達と出会うことができました。
言葉にするのが馬鹿らしいくらい幸せです。

本当の好きってこーゆーことか。