白い原稿用紙

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2009年11月23日(月) 突然思い出

走馬灯のように昔のことが思い出され…

るわけでは別になく
突然デビュー前の編集さんの言葉を思い出しました。

少年誌に持ち込みに言った時の編集長のお言葉。

「あなたの作品は
少年漫画としては線が弱すぎるし
少女漫画としては強すぎる」

……線だけじゃなく 内容もどっちつかずの中途半端で
デビューできそうな本を探すのは大変でしたっけ。

そんな中途半端な漫画を作りながら
よく 今まで漫画家として生きてこられたものだなあと
時々 自分をほめたやりたいような気が
しなくもないこともあるかもしれない。(くどいわ)

そして その言葉を発した編集長の漫画誌で
デビュー後 描くことになろうとは人生って面白い。
たぶん編集長は 私を覚えていなかったと思うけれども、
そのその少年誌でがなくなるまで
描かせてもらったのでした。

なんでそんなことを思い出したかって
やっぱり今も 
どっちつかずな気がするからでございます。

ハーレクインという
女性向けまっしぐらなロマンス漫画を描かせていただいておきながら
自分の漫画は ちゃんと女性に受け入れられているのかしらん と。。
心によぎる一抹の不安をふりはらいふりはらい
ちぎって投げ なぎ倒し 押し倒し
いや 押し倒してどうするの。はしたない。

でも実際のところ
好きな相手を押し倒すくらいの勢いの女の子が好きです。

これってあんまり王道なロマンスじゃないかもと思わなくもないです。


とにかくもうちょっとこう…
女性がわくわくするような
華やかな画面を描けるようになるのを目標に
精進していく所存でございます。

画像は
日記と何のかかわりもない 我が家の小人さんたちを。




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