今回のネームは とても手こずって 予定よりずっと時間がかかってしまいましたん。
原作が小説としてとても面白いだけに それを漫画という別の入れ物に合わせるのに 苦労したわけですが これが 思っていたよりものすごく頭を使ったようですのん。 大して脳みそ入っていないというのに 搾り出したので すぐに作画に入ればいいものを 今ちょっと抜け殻風味です。
まあ 漫画は このネームの部分さえ出来れば 出来たも同然(言いすぎ)とも言われるので ちょっとくらい油断してもいいわよね。
で どのくらい頭を使ったかというと、 頭が煮詰まってきて 手が止まってしまった時 手が止まると頭も止まる、ってんで とにかくなにか手を動かそうとした努力の結果が これらの小物なわけなのですわ。
ネーム用紙の上にどっかりと陣取って 無駄に数が増えていくピアス。
さすがに捨てるほどあってもまずいと ピアスの道具をしまったはいいけど 今度は紐を持ち出してアジアンノットをひたすら結ぶ。
このあとちゃんとモチーフになるように ボンドで固めたり、ほつれ止めしたり ビーズつけたりとかするんですけど さすがにその作業は もっと道具を持ち出さないといけないので自重。
出来た物の数だけ 煮詰まって悩んだという証なのだわ。
普通 人はこれを 「遊んでいる」 というかもしれないですけど。
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