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お休み、といってもあたくしのではなく 工事をして下さっている職人さん達のお休み。
土日も休みなく働いて下さっていたのよ。
お休みの今日は あたくしのお茶運びもお休み、 打ち合わせに何度も出かけて行く事もないので 今日こそネームに専念するチャ〜ンス!
なのに出来てないし(TT)
表紙のラフの描き直しで とりあえず一日終わっちゃったん。
それでもなんとかネームを進めようと いろいろ頭を動かしていると なんだか間違った方向に頭が働いているらしく 目につくいろんな単語に反応して とりとめない事を考え始めたり 遠い昔の ツマンナイ事を思い出しちゃったりするのよ。
「痴漢」という単語が目について 思い出した事があったわ。
まだあたくしが若く 痴漢というものに御縁があった頃の事なんだけど。 もちろん、いまは御縁がなくなった事を 喜んでおりますけど。
電車の中の痴漢というのはよくございますが 女性にとっていや〜〜んなのは 寂しい夜道での痴漢でございます。
それはまだあたくしが高校生の頃 部活で遅くなり、 駅からお家までの暗い夜道をとぼとぼ歩いていると 後ろにひたひた気配がして その気配がいきなり あたくしのお尻をなでたのよっっ。
あたくしは振り返り 知り合いでない事を確かめる。 かなり背の高い 黒い革のスリムなパンツをはいた長髪の男。 これだけ抜き出せば、かなりあたくしのツボ。 しかし痴漢は射程外。
「なにすんのよ〜〜〜っっっ」
と叫んであたくしは その男のぱっつんぱっつんの革のパンツを履いたお尻を 思いっきりひっぱたき 一目散でお家に向かって全力疾走で逃げたわけだけども。
「いってえええ!なにすんだよおおお!!」 と言う男の叫びを背中に聞きながら。 それはこっちのセリフだっつ〜〜の。
その後何度も思い出しては 悔しい思いをしているのよ。
なんでお尻を叩くなんて 子供のおしおき程度の事をしちゃったのかしら。 普通の女性ならめったに経験出来ない ブツを蹴飛ばす という荒技を繰り出しても 文句をいわれない状況だったというのに。
だいたい 尻には尻を、という条件反射だったのだろうけど つくづくあたくしって 単純な反射神経で出来ているのねえ。
あたくしはクリスチャンではあるけれど やはり 右のお尻を撫でられて 左のお尻を差し出す気にはなれませんでしたわ。 んで、「尻には尻を」を採用しちゃったわけなのね。 反射的に。
でもまあ、 よく誤解されることだけど、この言葉、 「目には目、歯には歯」というのもは 復讐を推奨しているわけでは決してなく、 「目をやられたらやり返していいのは目だけ」 「歯をやられたら歯だけ」 という。『限度』を教えた言葉なわけなのよね。
そういう意味では あたくしも「尻には尻」が限界だったのね〜。 それでいくと 撫でてあげるべきだったのかもしれないけど。
愛の鞭だったのよ。 今後そんな馬鹿な気は起こさないようにと言う。 その証拠に 叩いたあたくしの手もとっても痛かったのよ。
あの叫びからすると彼も相当痛かったと思うけど。 追い掛けて来る気配もなかったくらいだし。 ぴったりと身に纏った革の上から打つと とっても痛いと言うのは本当なのかしらね、くすす。
なんてことを つれづれなるままに思い出しちゃって ネーム頭にならないんですけど〜〜〜〜〜。
ならないんですけど、 コミックスのタイトルは 「目覚めたら傍にいて」と決定いたしました。 描き下ろし分のお話しのタイトルでございます。 タイトルだけ見ると まるでロマンチックな純愛ものと見まごうばかりで ご免遊ばせ。 そういうものと間違えて買ってしまって びっくりして 本を投げ捨てる方がいらっしゃいませんように〜。
もちろんあたくしは純愛物のつもりで 描いているんですけども。
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