2002年06月14日(金) |
ネーム踏ん張り中です。 |
夕べ 真夜中だというのに 担当さんに 今後の展開の事で御相談メールを。
夜中だったので 「他の編集さんとも相談するので お返事は明日になるかも」と言いつつ その夜のうちにお返事下さり、 ちょっとネームの軌道修正など。
エロス中心で描いているのに 話が走り出してしまうと エッチシーンを入れるのが難しくなります。 いかにエッチシーンを減らさずに 話を先にすすめるか.... そこに全力を注ぐわけですけど。
昨日、ネームに行き詰まって つい気分転換(逃避行動とも呼ぶ)に ハリーポッターのDVD などうっかり見てしまい すっかりアタマが健全になっちゃったわ。 あたくしを知る友人達が 口々に予言していた通り ハーマイオニーちゃんにずっぽりラブ! ああいう生意気な女の子にめちゃ弱いのよ あたくし。
う〜〜んドーラが描きたくなったわ。 あら 不健全に戻ったわ。よかった。
ハーマイオニーというキャラは 子供の頃の自分そのものだ、と 作者が言っていたのをテレビで見ました。 「生意気で厭な子だった」という意味で おっしゃっていましたが、激可愛いです。
いいなあ〜〜と思いました。
あたくしが 自分の子供の頃そのものの キャラを描いたとして... (ドーラは違いますわよ、念のため) 読者ちゃんに愛されるようなキャラには 絶対ならない自信があるわ!ええ!
おとなになった今でも 子自分(子供の頃の自分、略)のような子供に会ったら どう扱っていいかわかんないわ。
嬉しくても嬉しい顔をしない。 悲しくてもそういう顔をしない。 内面は臆病なくせに気が強くて 弱味を人に見られるのが すごく嫌い。 たとえ それが家族でも。 困った時にはにやにや笑う、という 嫌われる日本人の見本のような子自分。 口数は少ないと言うより ほとんどなく 自分の気持ちを言葉に出す事はないに等しかったわ。 その鬱憤をはらすかのように 日記とも呼べないような文の羅列や 子供のお遊び程度の漫画を描いていたのね。 (正真正銘 由緒正しき 子供のお遊びなんですけど)
おとなになってようやく 子自分には見えなかったいろんなものが見えて来たわ。
なにより 大好きな友人たち。 素直に喜び、怒り、泣き、 今どう言う気持ちなのか ちゃんと伝えてくれる人たち。 どうして この友人がこんなに好きなのかしらんと 考えてたら 共通項は ちゃんと感情を見せてくれる、 という所だった。
とりあえず、嬉しきゃ笑おう、 という基本から見習って 口数が少なかった、と言っても 今や誰ひとり 信じてくれないような、口から生まれた口女に。
子自分心にこのままじゃいけないと 方向転換したら そのまま全力疾走で 突き当たりの壁に激突してしまった って感じ?
いやもう、子自分は 誰と友達になっても自分とだけは友達になりたくないと 思っていたものだった。
ようやく 自分がもうひとりいたら 友達になってやってもいい、と思えるようになったのは 二十歳は はるか彼方にぶっちぎった頃だったわ。
いつくになっても 人間、 なんとか成長していけるもののようです。
死ぬ時には 自分とぜひ親友になりたい! と思える人間になっていたいものだわ。
あら、それって かなり手おくれ?
さて 手後れにならないうちにお仕事に戻らないと。
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