白い原稿用紙

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2002年04月26日(金) ナゾの象形文字

ネームを原稿用紙に写して行く作業は
ちょっとめんどくさいけれど
普通はそう苦労するものではありません。

でもあたくし的にはある意味、一番手間がかかる作業ですのん。

理由その1  
 ネーム自体が大雑把なため、つめていく最終段階だから。
理由その2
 ボンデージのデザインと拘束のスタイルを決めないと 
 細かいコマ運びが決められないため
理由その3
 どういう絵が入るか決まらないと
 コマ割りが出来ないので、
 ある程度の下描きも入れながらでないと
 先に進めないため。

この場合の「どういう絵」というのは
デッサンが指先から足先まで全部入っていないとダメなのね。
だいたいの構図が決まってる、という程度では
あとで必ずといっていいほど
コマ割りからやりなおさなきゃいけないハメに陥ります。

なので、最終的に、全部のネームが原稿用紙に写し終わるのは
下手すると、ペン入れが終わる前の日・・・ということに。

そんなこんなで
今日はまだたいして進んでいませんが
写している時に不思議な文字が。。。。

「カバッ」

なんですか それは
自分で描いていて読めないっつ〜の。

なにか擬音の描き文字らしいんですけど
なんのことやらさっぱりわからないわ。
前のときのように
ポタポタポタ・・・が横線一本引き忘れて
ポクポクポク・・・になった というような
単純なものではなさそうですわね。

どこをどうやったら『カバッ』になるのかとんと見当がつきません。
やっている動作を見ても
どう頑張っても『カバッ』という音を出すのは不可能と思われます。
どうやら 何か何度か書き直して
消しそこなった線とまじっているらしい、とわかるまで
けっこうな時間 悩んでしまいましたわよ。
返して。あたくしの時間を。
自分のせいだけど。

でも 今回は大丈夫です。
読者ちゃんが、あとで思い出して笑い出してしまうような事は
けっしてありません。
絶対ドコだかわからない自信があるわ。
自分でもわからないんだから。


藍まりと |MAILHomePage

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