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随筆
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2006年08月06日(日) レビュー〜太公望〜文春文庫


前回読んだ時は、あまりの前置きの長さに、途中で挫折し、半年後にようやく再開して無理やり読んだ作品・・。
漫画でも『封神演義』として有名だからでしょうか。
なんとなく結末も知っているのに、なんで仕えるべき王様に早く出会わないんだー!(毎回一緒)
そんな思いから遠ざかった・・という覚悟があったからでしょうか。
今回はそんな長さも楽しんで読めました。

話の筋としては、幼い頃奴隷狩りにあい、命からがら逃げ出した6人の少年少女が、紆余曲折を経て、ついに王様をやっつけるお話。
毎度毎度アバウトすぎ。
主人公はいわずと知れた太公望。
族長の息子だった太公望は、幼い手を引いて、生きる為、そして奴隷狩りをした王様に復讐する為に生きていくのです。

毎回中国の話を読んで思うのですが、いつまでも根に持ちすぎ。
祖先が仲悪かったから自分もだとか、祖先がよくしてくれたからよくしてくれるだとか・・。
いや、普通風化しますって。
しかも奴隷になろうかって人が王様相手でしょ?
アメリカを一人でつぶしにかかる様なもんですよ?
まあもちろん、周という国の他にも多数協力を得て実現するわけですが。

その周に協力を得る前に、いろんな所に旅をして、いろんな協力者を得るのです。
太公望の強さと器の大きさとに惹かれて集まる人々に、太公望じゃないのに『すごいだろう!』って気分になったり。
剣は比類ない強さだし、馬に乗せればすいすい走っていっちゃうし、策略練らせりゃみんなまんまとわなにはまるし、交渉させればまとまるし・・。
縁談をまとめるのが下手・・・っていうか鈍すぎ・・・って事以外に、欠点が見つかりません。
そんだけすごい人です。

この話の最大の欠点は、基本的に皆の名前が漢字一文字だってことですね。
覚えらんねえ。
途中まではいいんですが、脳のキャパシティを超えると『この人誰だっけ?』ってなります。
登場人物紹介とかしてくれてるんですが、そこに載ってる人たちくらいは覚えてます。
私が知りたいのは、そこに載らない人・・・・。
一回こっきりしか出てこなかった人・・・。
この人だーれー!?

ピンチが苦手なので、ピンチというピンチはないってのが、私好み。
だってこいつ強いんだもん。
他の人にとってピンチでも、こいつにとってピンチじゃないんだもん。
安心して読めます。
まあ、先が分かってますから、死なないことも分かってますしね。

相変わらず、悲願達成の瞬間はあっという間に終わってしまうのですが、それまでの人間模様も楽しめた作品でした。
うん、きっと前回読んだ時は、活字中毒終了時だったんだ。
今回活字中毒長いです。
ゆるやかに下降中な気もしますが。

一時レビューを書いてなかった間に『重耳』も読み終わりました。
そして友人から借りた漫画を読んでます。
それが終わったら次の本を読もうかな♪
活字中毒なので、この前テレビでやってた『速読』を本気でマスターしたくなりました。
でもなんか味気無さそうで・・・。


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