もとい、野村萬斎を見てきました☆ 前々から母が行きたがっていた伝統芸能シリーズ第二段。 人形浄瑠璃では何を仰っているのかさっぱりだったのですが、狂言ならば大丈夫なはず! ということで、おっさんの会社が加入している組合事業みたいなものの補助を使って行って来ました(本人は行かずに・・・)
能楽堂なんて初めて入りました。 和が好きな私にはたまらない場所♪ がしかし・・・。 月のものの腹痛により、まったり堪能できませんでした・・・。 セレブな人々がたくさんいらして、香水の香りもたくさんしていて、ロビーになんていられない!と思ったので早々に座席へ。 この座席が補助席なのでものすごく硬くて苦痛・・・。
そんな苦痛の中始まった萬斎劇場(違う) はじめに萬斎さんが今からやるお話の解説やら、狂言についてやらを話すのですが・・・ぼそぼそ言わないでー! せっかくのお話が半分ほど聞こえませんでした。 舞台上ではあんなにはっきりなのに・・・体力温存もはなはだしい。 しかしかっこいいわ〜♪
彼を堪能した後は、茶壷というお話。 泥酔している田舎者の背に背負われた茶壷に目をつけた盗人さんが、茶壷のかたっぽの紐に自分の手を通して寝た振りをし、田舎者が起きた時点で自分も起きて、自分のだと主張。 どっちも自分のだって言うし、田舎者の方に先に質問して、その答えを盗み聞き(つーかそりゃそんだけ近けりゃ聞こえるさ)してた盗人が同じ答えを言うしで全く解決しない・・・という話でした。
次は武悪という話。 主人が武悪を殺せと、太郎冠者に命令するが、幼馴染の武悪を殺せず、武悪に遠い所に逃げろと言って、主人には武悪を殺したというが、何をとち狂ったのか、お礼を言う為に太郎冠者を尋ねて来た武悪と主人が鉢合わせ。 武悪を幽霊に仕立て上げてまんまと主人をだまして色々と物をせしめていく・・という話でした。 せっかくの萬斎フェイスが幽霊のかつらのおかげでほとんど見えず〜!!(何しに行ってんだ)
狂言の感想といたしましては面白かったです。 こういうもののあらすじを朗読で読んでも面白いかも。 そんで人形浄瑠璃もそうでしたが、隙がお好みな日本人。 見守り役って何する人なのか、黒い衣装でずっと後ろに座ってます。 で、出番が来ない人とか、出番があいた人とかは、裏に下がらずに、気配を消してその場の邪魔にならない所に座ってます(着替えがある場合は別) だから、隙を愛せない私なぞは『そこで見てたじゃん!どっちが本物か知ってるジャン!』なんていう不届きなことを思うわけです。
今回、武悪というお話は50分もある長い作品でしたが、一つ20分くらいのものが多い様です。 とっつきやすいですね。 また、人形浄瑠璃よりはるかにはっきりと日本語が聞き取れました。 ただ、それでもやはり独特の節回しと古文故に、集中力が欠かせません。 だから50分は長い長い。 そして腹痛の私には辛い辛い。
安ければもう一度・・・いや、本当に安ければいくらでも観に行きたい芸能でした。 楽しかった!
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