悪夢 - 2006年12月11日(月) 今朝、とても苦しい夢をみた。 白血病歴のある父の病が再発し もう長く無いという夢。 しかも何故だか 夢では 父は家族から行方知れずになっていて ふとした筋から 父がもう瀕死の状態で 病院に入院していると耳にするが 父が頑に 家族へ知らせる事を拒んでいるという。 私は居てもたっても居られずに 病院へいく。 病室がわからず 病棟スタッフに「これこれ、こんなひと」と 父の特徴を説明し、こんな犬の話をしていませんでしたか?などと 父の話そうなことなどを沢山あげて 部屋を特定しようと試みる。 すると 1人の親切で情の深そうな女性が ああ、そういえば、先週まであの病室にいらした方ではないかしらと 話しはじめるのだが 私は遅かったかと絶望で一杯になる。 そうしたら 彼女の話から、調べてくれた人が その人の病室はこちらですよと 教えてくれる。 もう1週間かそこいらしか 持たないと思っていましたから よく間に合いましたねと言われ 父の病室に急ぎ足で駆け付けると まるで高層ホテルのペントハウスのような病室に父が横になっている。 怒っては駄目よと 釘をさされたけれど 私の口調は怒りと悔しさと悲しみで一杯で どうしてもっと早く連絡をくれなかったのよ、と 声を張り上げてしまう。 力無く、こちらを見上げた父は ああ お前か と 驚いた様子をしながら 喜んでいるのが伝わって来る。 その力無さが 前の入院時のそれと重なって 妙にリアルで 私は目覚めてからも 悲しくて気分が重くて仕方が無い。 きつくとも ぎりぎりまで我慢するひとだから 余計に悲しいのだ。 私の夢はいつも 私を絶望させる。 いつもいつも 不安に目覚め 恐怖に怯え 哀しみに泣く。 それに 現実世界では 一晩あけると 世の中が前夜のそれとは 変わってしまっている。 もう眠るのが嫌だ。 ...
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