ムサシ君訓練犬への道・その後
もくじきのうあした


2002年08月08日(木) 愛着のある本

ひっさびさに庄司薫の本を読んでます。
なんだか急に読みたくなって

そろそろ絶版・・・?なんて失礼なこと思っちゃって(スンマセン)
ネットで数冊購入したんです。

「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読んだのが小学校6年のとき
家の前の集会所が、小さい図書館になってたのですが
子供向けの本を全て読んでしまいまして

しょうがないから「大人の本で自分に読めそうなのないかな〜」と手に取ったのがコレ
題名がそれっぽいじゃないですか!

読んでもぜんぜんわかりませんでした。
なんで薫くんは、このナマイキでヤな感じの女が気になってしょうがないのか
足を怪我しても、なぜ長靴をブカブカ履いてまでウロウロするのか
まったく理解できないまま数年間この本のことは忘れていました。


通勤途中の電車の中で、何の気なしにまた読んだこの本
何を書いているのか、やっとわかったような気がして
つづけざまに庄司薫の本を何冊も読みました。

そして思春期に読まなかったことを、後悔しました。


早すぎて、遅すぎた結果の読後感
だからこそ、なおさら心に残ったのかもしれませんが
ワタシにとっての、赤毛のアンや若草物語と並ぶ
「読んでました」と公言するには、ちょっとこっぱずかしい本なのです。


なんの脈絡もなく、くつろぐムサシのシリ






↑エンピツ投票ボタンです。
肉球でポチっとお願いします。








やまだ23% |MAIL

My追加