ムサシ君訓練犬への道・その後
もくじ|きのう|あした
もうずいぶん前に聞いた話なので 鮮明に覚えてるわけではないので 間違いがあるかも・・・・ですが
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冴えない宿屋「鼠屋」(名前が悪いよね)に、甚五郎が宿泊する
宿屋の主人は腰が抜けてて働けず、息子が切り盛りをしている。 ホントはこの二人、向かいの大きな宿屋「虎屋」の主人と息子だったのに 再婚した女中頭と番頭にだまされて乗っ取られ 階段から落ちて主人は腰が抜け 追い出されたあげく、向かいにあった掘っ立て小屋をなおして「鼠屋」をはじめた。
甚五郎は、この親子のために鼠を彫る。 この鼠が、たらいに入れたらチョロチョロと動き回り それが評判となって、「鼠屋」は大繁盛!!! 大きな宿となる。
ところが、それが気に入らない「虎屋」の主人は、 別の有名な彫物師に虎を彫ってもらい 虎屋の2階、「鼠屋」の鼠をにらむ場所に据えると、 動いていた鼠が動かなくなってしまう。
その話を聞いて、また「鼠屋」に訪れた甚五郎が鼠に話しかける
「ワタシは精魂込めてオマエを彫ったのに、あんな虎が怖いのか?」
すると、鼠はこう答えた。
「えっ?、ありゃぁ虎ですか?あっしは、てっきり猫だと思った。」
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