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| 2002年05月11日(土) | 勝手にセッション |
もうずいぶん前の話になるのですが
某駅前通りが混んでいて、渋滞の車の中
ふと横を見ると、エレクトーン教室の看板があり
教室の前の駐車場で、エレクトーンのデモンストレーションをはじめるところでした。
お姉さんが二人いて
そのうちのひとりがエレクトーンを弾きはじめました。
かなりの腕前・・・
すると、なぜか近くにいたおじさんが笛を吹き始めました。
おじさんは一見して「レゲエ」調の方で、どうみてもエレクトーン関係者ではないのです。
その笛がまた・・・・曲に合っているわけでもなく
ピィィィィーーーッッッ！！ピィィィーーーーーッッッッ！！と
メロディーからかけ離れた音
でもおじさんは、気持ちよさそうに横ノリで左右に揺れながら吹いていました。
お姉さんは、あっけにとられたような表情のままセッションを続けていたのですが
もうひとりのお姉さんが
「今日は、そのような会ではないんで・・・・」
と、いうと
おじさんは素直に自転車で帰っていきました。
自転車・・・と言うことは、近所の人ってワケではないんですよね
「今日は・・・」ってことは
いつかは「そのような会」が催されるってことなんでしょうか？
あの笛奏者は・・・・一体ダレだったんでしょう？？？
謎のおじさんは、今日も笛を吹いているのでしょうか？
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なにか憎めないおじさんでした。
