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...ましゃみ

 

 

王の帰還をお迎えに - 2004年04月25日(日)

王の帰還をお迎えに上がっておりました。
お迎えするに当たって大変苦労したわけなんですけど
そんなアレやコレやがぶっ飛ぶくらいに面白かった!

アタシ小説とかけっこう読むほうだと思うんですけどね、漠然としたイメージだけで読み進んじゃう人間なのね。
事細かに情景だの容姿だのを語られても、実は頭の中に具体的な絵は浮かんでないの。
ルノワールチックな描画線をぼかした絵しか浮かんでない。
サイト開いてカラー絵を描くようになる前なんか、色もついてなかった(<水墨画?)
カラー絵を描くようになってから、脳内で浮かべる絵に色がつくようになって…ってそんな話はどうでもいいや。
とにかく、そんな想像力がイマイチない人間のアタシからすると映画の作り手ってのは尊敬に値するわけで。
本があって。
そこからイメージを膨らませて。
形を持たせて。
スクリーンで命を吹き込む。
もー小宇宙の神みたいなもんだよね!
そんな感動の連続だったよ指輪!
また、スメアゴルとかオークとかがさぁ…
ワタシの絵を見ればわかると思うけど…アタシ綺麗な物だけ見て生きていきたい人間なのよ。
生々しいもの。
グロいもの。
荒々しいもの。
そんなものの存在を認識はしているけど正視してないっつーか描けない。
メルギブソン監督の新作なんかもさー。
あれリアル過ぎるっつーかモロすぎるっつーか…CM正視できないんだアタシ…
でもそういう物もあってこの世界は成り立ってるわけで
それらを含めて「見せる」事が世界観に深みを与えるわけで
…何が言いたいのがわかんなくなってきた。

まぁ、要するに、オーク・デザイナーはスゲーって思ってて
すべての映像クリエーターを尊敬するって事だ!

でもレゴ一人で象(?)倒したのはやりすぎだと思う(笑)
執政官のおっちゃんがあそこから落ちたのもやりすぎなような…
面白かったからいいけどね!

まぁ、とにかく、「創る」って事と「見せる」って事について、いっぱい考えさせられた三時間半でした。
それと…「萌え」について(笑)

もー、レゴラスが出てくると笑いが止まらないんだ
(アラゴルン描けなかった…)

だってアラゴルンがいっしょにいたりするんだもん…
人は萌えが滾ると笑いがこみ上げます(笑)
と二人でイスを揺らして笑いをこらえたよ。
アラレゴなんて知りたくなかったわ…
画面が二人だけ移したりするともう大変。
「ギムリー!ギムリー!早く来てー!!」と必死に助けを求めたわしらだったさ(笑)
あーDVD発売が楽しみだな。
もー絶対買う!


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