迷走二次元回廊OTHER SIDE
獣の烙印について
...ましゃみ

 

 

月見 - 2003年09月09日(火)

月光はどうして
天空にあるときは黄金色なのに
地に降るときは蒼いのだろうね

火星と月が出会う夜だというのでだらだらと月見をしておりました。
冷奴と昨日焼いたパンをツマミに、チリワイン(コンチャイトロ@カベルネソービニョン−2001)をやりつつ。
BGMは
クレイジー・ケン・バンド
途中で止めましたけど(<だってバタ臭さが売りだからして部屋の中が一気にコミカルに…)

CDを止めると虫の音がうるさいほどに響き、違えることなぞ不可能なほどに秋の夜気が部屋の中へと忍び寄ってくる。
蚊まで飛んでこなきゃサイコーなのによ…(チッ)

そう、今日、スーパーでだね。
ネギ・ミョウガ・生姜がスライスになってる薬味パックが売ってて、うれしくて買ったんだが
多くてさ
「食べきれねーよ。明日もヤッコかー?」とか言いながら食べてみたら、見た目よりもミョウガ・生姜の量が多いらしく口当たりがよい。
機嫌がよくなり全部ぶっかけて食っちまった(笑)
明日、早く帰れたら、帰りに同じスーパーに寄って、また食べよーっと(<かなり気に入った)

さて。
うちの前には巨大な鉄塔が立ってまして。
テニプリラジオが入らないのはひょっとしてあれのせいもあるのかな…(テレビ・FMはテレビアンテナから取ってるのでクリア<テレビ電波はケーブルテレビなのね<契約はしてないんで民放帯域しか受信できないんだけどもね)
付属のAMアンテナを接続して、精一杯背伸びして、北西方向の天井際へアンテナを持っていったときだけ雑音の中に人の声らしき音が混じるんだけどもね。何しゃべってんだかわかんねーレベルなんだよね。
いや、ラジカセ持って丘(山という方が相応しいんだがあえて丘と呼ぶ!)の上の夜の公園へ出かけていって電波を探ってもいいんだがな…そういう、なんだか叙情的な行為は、10代だから美しいんであって。
30代じゃ怪しいだけだよなぁ…
と思いとどまっていたりして(<それ以前に20時台に帰れることなんてマレなんだがね)

話が脱線。

いや、まぁその鉄塔なんだけども。
真東にあるもので、月と火星と鉄塔っつー構図が組みあがったりなんかしましてね。
遠近感をイヤがおうにも際立たせる絵柄に「そういえばアタシこういう構図大好きなんだわ」とワイン空けつつ、デジカメで撮っては消し、撮っては消し…
「うん。コレだ」という写真は結局撮れなかったんだけど、ゴキゲンに過ごした夜。

小さい頃、方眼紙を折り、糸を張って、月の運行を観測する箱を作って月を眺めたことを思い出した。
月の運行を観測して得られる事象が面白かったんじゃなく
月の運行を観測する行為が面白かった
今。
月を見つつ酒を飲んでいる自分はあの頃と何も変わってないような気がする。
月を見る事を楽しんでるのでなく
月を見るという行為を楽しんでいる
こういうのって風雅っつーより、うれしがりっつーんだろうな(笑)

進歩ねーなーと思いつつ。
ビールも飲もうか、明日会社だし諦めて寝るか。
悩みつつ更ける夜。


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