迷走二次元回廊OTHER SIDE
獣の烙印について
...ましゃみ

 

 

新兵器導入・新コンテンツ開拓 - 2003年03月07日(金)

会社帰りにおもちゃ屋に寄って、かんばっちぐーを買ってきた

定価2980円のところ、なんとかの期間中でご奉仕価格の1980円。
時代の風はアタシにとって追い風であると全身で感じた瞬間(<大勘違い)
こうなったら弾(バッチ作るための部品セットな)もガツンと買って遊ぶぞー!張り切ってみたら弾は品切れだった。
時代の風はアタシにとってナナメうしろくらいから吹いてるみたいです(<ビミョー)


手塚に飢えてる今日この頃。
サンデーの「ワイルドライフ」とか言う漫画のパチ手塚で心の渇きを癒すほどの飢餓状態のアタクシの目に、本屋で何気に高井戸あけみサンという方の漫画の表紙がガツンと入った。
よさげな眼鏡がだらしなげな男と白いシャツを着て布団の上に!
いや、この人の絵は前から気にはなっていた。
榛野なな恵サンに似たタッチだが今市子さんの匂いもする。
どっちも好きだ。
しかしこれ以上追っかける漫画家を増やすワケにはイカン
(そういう気になる漫画家サン結構いるのよアタクシ)
アタシが目をつけた漫画家は90%以上の確立で息の長い漫画家になるんだから
(バカ売れするかマニアの熱烈な支持を受けるかすることが多い)
買ったが最後、最低でも5巻。長いと20巻以上だぞ!
(わたくし2000冊ちかく本を持っているけど、巻数が多い漫画・小説が多いので冊数の割に種類は少ないんですよ)
と目をそらしていたのだが、うまそーな眼鏡が表紙で…
うまい商売するじゃねーか芳文社。
ついうっかり買っちまったワタシの男性遍歴はもはや4ビットないとオーバーフロー起こすほどにカウントが上がっているのですが(はい、そこの二進数がわかるお嬢さん。計算しない)眼鏡じゃなかった男は一人だけです。
しかも、その男とは一ヶ月も持ちませんでした。
「スマン、やっぱダメ」とぶった切ったのは遠い昔の物語。
あれから何人の男にふられたっけなー。
ふった数のほうが少ないよなーアタシの人生。
そんなことはどうでもいい。

ワタクシが手に取ったのは「ベット・タイム」というタイトルで、BFC(ブレックファーストクラブ)シリーズと呼ばれるシリーズものの第三段らしい。
感想といたしましては
手塚好きは買っとけ!
クールビューティー眼鏡が恋と友情の狭間で揺れ動いとるで!
アタシ犬山になりたい!!
あたしゃー明日これの1巻(ブレックファーストクラブ)と2巻(ルームメイト)を探しに行くよ!!
願わくばお相手が無精ひげの怪しい風貌だったら言うことなかったんだがなぁ…
と萌え観点ではなく、作品として見ても面白いと思いますよ。
男同士で恋に落ちるということ、ゲイである自分を認めて社会と対峙していかねばならない葛藤、そんな悩みを抱えながらも学生時代というお祭り騒ぎを軽やかに楽しんでいる少年達の物語です。
いっしょに買った「魔法遣いに大切なこと」より全然面白い。

「魔法遣いに大切なこと」は「ヨコハマ買出し記行」みたいな、ほのぼのとした風景の中に確かにあるシビアな現実と、むきあいつつしなやかに活きていく近未来の人々…ってなほのぼのSF的なニュアンスを期待して(表紙の女の子にひかれたのも事実ですがね…)読んだんだが…ちょっとイマイチ。
「ヨコハマ買出し記行」のほうが数倍いい。
まぁ二巻で終わりみたいだから買ってみるか。
最終話まで読んでみたらイイ話だったってのもあるからな。

さらにいっしょに買った「ガッチャガチャ」はストーリーはイイ感じですが、等身が崩れてきたような…一生懸命大人っぽくしようとしてるのかしら…まぁ面白いから買いつづけるけどね。


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